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人気者の彼女から男友達の話を聞くのがツライ…ヤキモチを妬く僕は心が狭いんでしょうか?

2019/03/21

【今日のご相談】
僕の彼女はとっても人気者です。女性からも男性からも人気があります。彼女のことを前から知っている人の話では、彼女はどれだけ人気があっても誰かに言い寄られても、恋人以外になびくことはないそうです。でも、男友達とも遊んだりしているみたいです。そして二人でいる時にも別の男の話をしてきたりします。やっぱりちょっと妬けるし、ツライです。でもそんなことで妬いて、何かを言う自分もよくないかなと思い我慢しているんですが、ちょっとしんどい…が本音です。自分は心が狭いんでしょうか。

【今日のお答え】

妬くのは自然

私が思うに、ご相談者さんは別に心が狭いということはないと思いますよ。つき合っている恋人に別の男性の話を楽しそうに語られたら、ツラくなるのは普通にあることだと思います。そうならない関係性・そうならない心の持ちようというのもあるのですが、妬くこと自体は不自然なことではないと思います。

どう思っているか伝えては?

コミュニケーションのキャッチボールにおいて、ボールを投げる自由と受け取ったボールをどう処理するかの自由は、別々の人が持っています。今の状況だと、別の男性の話をするという自由は彼女さんにありますが、それを嫌だと感じて、嫌だからやめてと言う自由はご相談者さんにあります。気持ちが伝わりやすい言い方を心がけて、自分がどう思っているか伝えてみてはどうでしょうか。

自分と他人の境目

「ボールを投げる自由と、受け取ってどう処理するかの自由は別々の人が持っている」と理解することは、自分と他人の区別をつけること。また、自分の努力や能力でどうにかなることと、自分の力ではどうしようもできないことの境目を理解すること。でもあります。

パートナーが嫌がることをしてしまっている今の彼女さんは、自身と他人(ご相談者さん)の区別がついていないようにも見受けられます。

相手が変わるかどうかは相手次第

また、ご相談者さんは我慢することや嫌だからやめてほしいと働きかけることはできても、変わるかどうかは相手次第で、あなたの自力ではできません。

このあたりの区別や境目を、一度整理してみると見えるものが変わるかもしれません。
恋愛関係は対等

恋愛関係において、つき合ったら二人は対等です。対等な関係性は、お互いが自立している状態でこそ成り立つものです。自立にはいろいろな側面がありますが、自分と他人の区別がついていることは、とても大事なことの一つです。

どちらかが必要以上の遠慮や我慢をする必要は本来ありません。

今の二人は対等な関係になれてる?

というようなことを考えた上で、ご相談の内容を見てみると、パートナーが嫌がることをずっと続けている女性と、それを我慢して受け入れている男性のカップル関係ですから、ヘルシーな関係性とはちょっと言いづらく、このまま続いていくのはいいことがなさそうな気がします。

まず一度、彼女さんに思い切って「嫌だからやめてほしい」と切り出してみてはどうでしょう。その上で、彼女さんの対応によって、その後を考えたらいいと思います。

恋愛は、自立した人同士が結びついた時にだけうまくいく、大人の恋愛関係です。自分にも相手にも無理がかかっていない状態を実現しないと、長く続けていくことは難しいものです。

ライター:二宮誠 from 6483works
お話を伺った方:柳田正芳
1983年生まれ。中央大学卒業(専攻は社会学)。性に関する世界最大の研究者組織「世界性の健康学会」の公式委員会YOUTH INITIATIVEのメンバー。若者世代にリプロヘルスサービスを届ける会Link-R代表。思春期若者世代の性の悩み相談が専門。「性」という表立って相談しづらいテーマで相談に乗れる・粘り強く話を聴くなどいくつかの理由から、年代を超えた様々な人から様々な内容の悩み相談を受けている。ほかに、「両親学級」で講師をつとめるなど、民間活動から行政の依頼事業まで幅広く活動している。

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