作りおきより日持ちする!アレンジできる!「味つけ冷凍」が多忙なあなたを救う
MY LIFE RECIPE 編集部
- 2017年01月30日
おかずを一度に作って冷蔵庫で保管する作りおき。週末にまとめて作って、平日はそれをお皿に盛るだけ。これを読んでいる読者の中にも、活用しているという人は多いのではないだろうか。
でもこの作りおき、実は少し欠点が……。冷蔵の作りおきの場合、たいていの場合3~4日。長くても5日だ。となると週末にまとめて作っても、ちょっと日持ちが心配。ちゃんと食べきらなくてはならないし、とすると、1週間のうちにまた同じものを食べることにもなりうる。
そこで注目したいのが、さらに進化した作りおき。ずばり「味つけ冷凍」だ。
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味つけ冷凍はこんなメリットが!
味つけ冷凍とは、保存袋に肉や魚介と調味料を入れて冷凍し、凍ったまま調理に利用する、新しいスタイルのつくりおき。約1か月保存でき、数種類作っておけば、好きなときにいろんな料理に使うことが可能だ。
【1】とにかく簡単! 材料を袋に入れて混ぜ、冷凍するだけ!
【2】味がしみておいしくなる。調味済みなので調理時間も短縮!
【3】約1か月保存可能。好きなときに使え、買いものに行けないときにも便利。
完成した料理を冷凍させるのではなく、その手前のベースとなる「味つけ」まで済ませておく。こうすることで、もちろんそのまま煮たり焼いたりしても美味しく食べられるし、アレンジ料理にも使える。なにより1か月ほど日持ちするので、週末ごとに違う味つけを準備して冷凍ストックに入れていけば、好きなときに好きな味つけ食材を取り出して、使うことができるのだ。
ではさっそく、味つけ冷凍の基本の作り方を紹介しよう。
【1】材料を切る
鶏肉や切り身魚などの大きい素材や厚みのあるものは、一口大に切るなど大きさをそろえる。こうすると、味が均一に早くしみ、調理するときも切る手間が省けて時短につながる。
【2】袋に入れてもむ
保存袋に主材料と調味料を入れて袋の上からもみ、味をなじませる。帆立など、身がくずれやすいものはやさしくもみむようにしよう。
【3】平らにして冷凍する
袋の口を2/3ほど閉じ、袋の底から閉じ口に向かって手で薄く平らにならし、空気を抜いて口を閉じ、冷凍する。薄く平らにすることで冷凍時間が早まり、調理する際も凍ったまま手で割り入れることができる。庫内収納もすっきり。
【4】完成!
冷凍で3週間~1か月保存できる。数種類作ってストックしておけば、いつでも好きなときにアレンジが楽しめる。調理する際は、凍ったまま鍋やフライパンに割りいれて。
解凍したものは必ず調理し、再冷凍は避ける。それでは家庭でも食卓にのぼることの多い「鶏もも肉×塩レモン味」から挑戦してみよう。
鶏もも肉(塩レモン味)の味つけ冷凍に挑戦!
用意するもの
・鶏もも肉 1枚
・レモン汁 大さじ2
・レモンの輪切り 2枚
・塩 小さじ1/3
まずは鶏肉を一口大に切る。先ほど紹介した「基本の作り方」の要領で保存袋に鶏肉と塩、レモン汁を入れて袋の上からもみ、レモンを入れて平らにして口を閉じ、冷凍する。
鶏もも肉(塩レモン味)の味つけ冷凍を使って……
完成した鶏もも肉(塩レモン味)はたとえばこんな料理に展開できる。
【1】鶏肉とプチトマトのグリル
【2】鶏肉と大根のさっぱり煮
【3】鶏肉のゴーヤー炒め
グリル、煮る、炒める……下味がついているので、あとはひと手間、ふた手間で完成! そのままでもOK、味つけをプラスしてもOK。凍ったままで調理できるのもなんとも楽ちん。とっても便利な「味つけ冷凍」、週末にまとめて作って、平日の夕飯づくりをパパッと手軽に済ませよう!
(ヨシザワ)
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