お弁当がグッとおいしそうに! 「なんだか決まらない…」を解決する盛りつけテク4つ
MY LIFE RECIPE 編集部
- 2017年04月26日
朝のお弁当づくりでなんだか盛りつけが決まらないときってありませんか? そんなとき「このセオリーに従えば決まる!」というお弁当の盛りつけテクニックを知っておけば、時間がない朝でも安心です。慌てることなく、見栄えのよいお弁当が仕上がります。
自身も家族のためにお弁当を作り続けてきた料理研究家の長谷川りえさんに、すぐに取り入れられる盛りつけポイント4点について教えていただきました。
Index
【1】葉もの野菜はおかずにする
葉もの野菜は、仕切りや敷きものとして使うと、食べる頃にはシナシナに……。箸休めとして食べられるように、せん切りにしてそのまま詰めてしまいましょう。青じそは仕切りとして使えます。抗菌作用があるので夏場の食中毒予防にもおすすめです。
≪例1≫おかずの間を区切るようにしてキャベツのせん切りを入れました。
≪例2≫ソースカツの脇にレタスを詰めました。揚げものの箸休めとして。
≪例3≫ご飯に青じそを敷いてカツとじをのせました。緑がアクセントに。
【2】赤いおかずがないときの救世主はコレ
彩りに赤がほしいけどおかずがない……そんなときでも、諦めないで。トマトケチャップも立派な赤いおかずです。本当に何もないときは、赤い色のカップを使うのも手です。
≪例1≫小さいカップにトマトケチャップを入れ、お弁当の真ん中に添えました。
≪例2≫チキンソテーにトマトケチャップをたっぷりかけて赤を強調。
≪例3≫赤がたりなかったので、きゅうりとツナのサラダを赤いカップに入れて。
【3】あると便利な漬けもの
漬けものを添えると盛りつけが決まることも。紫、ピンク、黄色、緑、黒など、5色のうちいくつか用意しておくと便利です。
≪例1≫牛肉と切り干し大根の色が地味なので、鮮やかな紅しょうがが映えます。
≪例2≫ご飯の真ん中に昆布の佃煮をのせてラインを描き、たくあんを添えました。
【4】ご飯にプラスαでおいしさ感アップ!
ご飯の白い面積が大きいとお弁当が寂しく見えてしまうことも。そういうときには、健康にもよい黒ごまをふります。ほかに、赤じそふりかけなどのふりかけ、梅干しなどをプラスすると印象が変わります。
≪例1≫ご飯にふりかけ。卵焼きの黄色とあいまって明るい印象のお弁当に。
≪例2≫2段弁当はご飯が多いので真ん中に赤じそふりかけでラインを描きました。
≪例3≫たまには雑穀米にするのも新鮮です。ご飯の色で地味にならずにすみました。
いかがでしたか? 20年間、4000個を超えるお弁当を家族のために作り続けてきた長谷川さん。毎日のことだからこそ、時間と手間を上手に省いて見栄えよく作るワザをおさえることも、長年続けられる秘訣です。
(出典:『繰り返し作りたくなる! ラク弁当レシピ』(長谷川りえ・エイ出版社))
(ヨシザワ)
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