忙しい朝の救世主！　盛り付けしやすい『3色弁当』レシピ・作り方

ご飯の上におかずをのせた、簡単のっけ弁当。おかずをたっぷり食べられて、ご飯がモリモリ進みます。今回はそんな、ボリュームもあって見た目も華やかなのっけ弁当の中から『3色弁当』を紹介。

何も考えなくても盛りつけが決まるので、忙しくてお弁当作りの時間がないときは『3色弁当』にしてしまうのが一番！　肉そぼろやさけそぼろ、炒り卵、緑の野菜を用意し、茶、赤、黄色、緑を組み合わせて作ります。

肉そぼろ、さけ、ほうれん草の3色弁当

3色弁当に欠かせない、肉そぼろとさけそぼろ。ほうれん草は小さく切ってナムルに。3色のおかずの他、最後に漬けものなどを添えてワンポイント作ると、ぐっと見栄えよく決まる。

3色のおかず

●肉そぼろ
［材料］（作りやすい分量）
・合いびき肉…300g
・しょうゆ…大さじ4
・砂糖…大さじ3
・煎りごま（白）…少々

［作り方］
1．耐熱ボウルにひき肉を入れ、しょうゆ、砂糖を加えて全体をよく混ぜる。ふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで3分加熱する。
2．スプーンの背で全体をほぐすように混ぜる。再びラップをかけ、電子レンジで2分加熱する。
3．2と同様にほぐし、ラップを取って再び2分加熱したら、全体をむらなく混ぜ、ごまを加える。
＊冷蔵庫で5日ほど保存可能。

●さけそぼろ
［材料］（作りやすい分量）
・焼きさけ…1枚

［作り方］
1．焼きさけは皮と骨を取り除く。
2．血合いの部分はなるべく除き、身をフォークで細かくほぐす。

●ほうれん草ナムル
［材料］（作りやすい分量）
・ほうれん草…3～4株
・ごま油…小さじ2
・塩、こしょう…各少々

［作り方］
1．ほうれん草は洗ってラップに包み、600Wの電子レンジで1分30秒加熱する。たっぷりの水にさらして水気をしっかり絞り、1cm長さに切る。
2．1をボウルに入れ、ごま油と塩、こしょうを加えてあえる。

『3色弁当』のバリエーション

さけ、ほうれん草、ゆで卵

ゆでたほうれん草はナムルに。焼いたさけをほぐし、アクセントにスナップえんどうを添える。

肉そぼろ、さやいんげん、炒り卵

肉そぼろは黒酢入り。黒酢は味に深みが出て、保存性も高めるので夏場でも安心。さやいんげんは味つけなしでも、そぼろと混ぜて食べれば大丈夫。炒り卵を合わせて。

青じそとしらす、さけ、炒り卵

細かくほぐした焼きさけと、炒り卵。しらすがたっぷりあったので、ごま油で炒って冷まし、ちぎった青じそを混ぜたものをプラス。

レシピ考案：料理家・長谷川りえ

料理研究家。大手食品会社で商品開発を担当し、多くのヒット商品を生み出す。その後、レストラン、フランス菓子店、料理研究家のアシスタントを経て独立。雑誌や書籍、テレビなど幅広い分野で活躍中。また、神奈川県「三浦半島はイタリア半島プロジェクト」の発案者としても活動。20年ほど前から夫のお弁当作りをはじめ、ブログで日々のお弁当を紹介。著書に『園児べんとう』『すぐ作れて毎日使える！　10分常備菜100』『繰り返し作りたくなる！　ラク弁当レシピ』（すべて小社刊）、『青空ピクニック弁当』（イカロス出版）など多数。

●「家族へ　健康弁当 」http://riesan.exblog.jp