メインおかずにも副菜にもなる！ベーコンのお弁当おかず　レシピ・作り方

疲れて何も考えたくないとき、何を作ろうか迷ったとき、とりあえずこれを作っておけば大丈夫！　という鉄板おかずがあると心強いものです。そこで今回は、ベーコンをピックアップし、料理家の長谷川さんがご家族に繰り返し作っているというおかずのレシピを紹介します。

長谷川家では冷蔵庫に必ず入れているというベーコン。野菜と炒めるだけで食べごたえのあるおかずになるので、何もないときに、いつも助けられているそう。お弁当には、ベーコン巻きを一番作っているんだとか。メインおかずにも副菜にもなり、巻く具材を変えれば、バリエーションも楽しめます。

ベーコン／ベーコン巻き

大きく切ったエリンギをベーコンで巻き、電子レンジで加熱。ベーコンのうまみがしみ込み、肉厚なエリンギは食べごたえも十分！　ほうれん草は根元の赤い部分もいっしょにソテー。もやしとパプリカはナムルに。

［材料］（1人分）
・ベーコン…2枚
・エリンギ…1本

［作り方］
1．エリンギは縦4等分に切る。ベーコンは長さを半分に切る。
2．エリンギにベーコンを巻き、楊枝でとめる。同じものを計4個作る。
3．耐熱皿に2を並べ、ふんわりとラップをして600Wの電子レンジで1分加熱する。
4．粗熱が取れるまでそのままおき、味をなじませる。

バリエーション

パプリカを巻いて

細切りにしたパプリカをベーコンで巻き、楊枝でとめ、電子レンジで2分加熱。彩りもきれい。油揚げともやしと豚肉は炒めてから焼肉のたれとみりんで味つけ。ほうれん草の卵とじを添えて。

菜の花を巻いて

野菜室に残っていた菜の花をベーコンで巻いたら、立派なおかずに変身。ベーコンのうまみがしみた菜の花は、ひと味違うおいしさ。副菜はパプリカとピーマンのごま油炒め、ウインナを加えた炒り卵。

ウインナで

ウインナが細くて頼りなかったのでベーコンを巻いたら、ボリュームアップ！　面白いおかずに。ご飯が進むようにミートソースを添えて。副菜は、にんじんと絹さやのきんぴら、たらこ。

レシピ考案：料理家・長谷川りえ

料理研究家。大手食品会社で商品開発を担当し、多くのヒット商品を生み出す。その後、レストラン、フランス菓子店、料理研究家のアシスタントを経て独立。雑誌や書籍、テレビなど幅広い分野で活躍中。また、神奈川県「三浦半島はイタリア半島プロジェクト」の発案者としても活動。20年ほど前から夫のお弁当作りをはじめ、ブログで日々のお弁当を紹介。著書に『園児べんとう』『すぐ作れて毎日使える！　10分常備菜100』『繰り返し作りたくなる！　ラク弁当レシピ』（すべて小社刊）、『青空ピクニック弁当』（イカロス出版）など多数。

●「家族へ　健康弁当 」http://riesan.exblog.jp