お弁当には欠かせない！卵があったら作りたいおかず　レシピ・作り方

疲れて何も考えたくないとき、何を作ろうか迷ったとき、とりあえずこれを作っておけば大丈夫！　という鉄板おかずがあると心強いものです。そこで今回は、卵をピックアップし、料理家の長谷川さんがご家族に繰り返し作っているというおかずのレシピを紹介します。

卵はお弁当には欠かせないので必ず冷蔵庫に常備。卵焼き、ゆで卵、炒り卵は定番ですが、長谷川さんはお弁当にボリュームが欲しいときは、オムレツを作ることにしているそう。ご飯の上にどーんとのせたり、切って入れたり、盛りつけの仕方でも、いろいろ楽しめます。

卵／オムレツ

見た目はシンプルだが、チーズが入っているので、そのまま食べても十分おいしいオムレツは、お弁当の真ん中に。副菜はピーマンとベーコンとエリンギのケチャップ炒め、さつま芋とひじきの煮もの。

［材料］（1人分）
・卵…1個
・ピザ用チーズ…10g
・牛乳…小さじ1
・塩、こしょう…各少々
・オリーブ油…少々

［作り方］
1．卵はボウルに割り入れ、泡立て器でよくほぐす。
2．1に牛乳、塩、こしょう、ピザ用チーズを加えて混ぜる。
3．小さいフライパンにオリーブ油を熱し、2を流し入れ、全体を手早くかき混ぜる。半熟状になったら半分にたたみ、小さな楕円形にする。
4．弱火にして裏返し、卵に火が通ったら火を止め、そのまま粗熱が取れるまでおいてフライパンの余熱で完全に火を通す。

バリエーション

お花オムレツ

肉そぼろを混ぜたオムレツ。ハムで小さく切ったオムレツを包み、ゆでいんげんを添えて。本当はいんげんとハムを炒めようと思っていたけれど、こうして包むとお花みたいでかわいい。

具だくさんオムレツ

バターでゆっくり炒めた玉ねぎとソーセージ、ピーマン入りのオムレツ。味はしっかりついているのでケチャップは添えずに。自家製ジェノバソースできのこを炒め、ほうれん草はレンジで加熱後おひたしに。

和風オムレツ

ハムと三つ葉を卵に加え、麺つゆで味をつけて和風のオムレツに。切ってしまうと卵焼きに見えるが、れっきとしたオムレツ。キャベツはごま油と塩でナムルにし、冷凍グラタンを添えて。

レシピ考案：料理家・長谷川りえ

料理研究家。大手食品会社で商品開発を担当し、多くのヒット商品を生み出す。その後、レストラン、フランス菓子店、料理研究家のアシスタントを経て独立。雑誌や書籍、テレビなど幅広い分野で活躍中。また、神奈川県「三浦半島はイタリア半島プロジェクト」の発案者としても活動。20年ほど前から夫のお弁当作りをはじめ、ブログで日々のお弁当を紹介。著書に『園児べんとう』『すぐ作れて毎日使える！　10分常備菜100』『繰り返し作りたくなる！　ラク弁当レシピ』（すべて小社刊）、『青空ピクニック弁当』（イカロス出版）など多数。

●「家族へ　健康弁当 」http://riesan.exblog.jp