お料理で余った卵白を活用！　簡単でかわいいスイーツ「メレンゲキス」レシピ・作り方

スイーツの中でも小さいサイズのものを厳選し、レシピを公開。クッキーなどの手軽な焼き菓子から、ゼリーなどのひんやりスイーツまで、おなじみのスイーツもデコレーションすると、ポップでかわいらしくなります。

今回は、低温で長時間焼いて作る焼きメレンゲ「メレンゲキス」を紹介します。フルーツパウダーを混ぜるから、フルーツの味がしっかり感じられます。口金の形を変えるだけで印象も変わります。

メレンゲキス

［材料］（直径5cm大／各12個分）
◎マンゴー
・卵白…30g
・塩…0.5g
・カラージェル（黄）…少量
・グラニュー糖（微粒子）…30g

【A】
・粉砂糖…20g
・マンゴーパウダー…10g

◎ストロベリー
・卵白…30g
・塩…0.5g
・カラージェル（赤）…少量
・グラニュー糖（微粒子）…30g

【A】
・粉砂糖…20g
・ストロベリーパウダー…10g

◎ブルーベリー
・卵白…30g
・塩…0.5g
・カラージェル（紫）…少量
・グラニュー糖（微粒子）…30g

【A】
・粉砂糖…25g
・ブルーベリーパウダー…5g

＊カラージェルは、Wiltonのゴールデンイエロー、ノーテイストレッド、バイオレットを使用。

［デコツール］
ロミアス口金、丸口金（#8）、星口金（Wilton4B）

▲ロミアス口金

［準備］
・【A】はそれぞれ合わせてふるう。
・天板にシルパットまたはオーブンペーパーを敷き、オーブンを100℃に温める。

1．マンゴーのメレンゲキスを作る

ボウルに卵白、塩を入れ、カラージェルを楊枝でほんの少し取って加え、ハンドミキサーで泡立てる。

2．メレンゲを作る

卵白が泡立ってきたら、グラニュー糖を3回に分けて加え、そのつどしっかり泡立て、角が立つくらいのメレンゲを作る。

3．オーブンで焼く

【A】を加え、ゴムべらでさっくりと混ぜる。好みの口金をつけた絞り袋に入れて天板に絞り、100℃のオーブンで3時間ほど焼く。そのままオーブンに一晩入れて乾燥させる。

＊ストロベリー、ブルーベリーも同様に作る。
＊湿気やすいので、ドライシートを入れた密閉容器で保存する。

デコレーションのポイント

メレンゲは角が軽く立つくらいまで泡立てると、形がきれいに絞れる。

フルーツパウダーを加えると多少色が濃くなるが、粉砂糖も混ぜるので白さもアップする。焼くと色はあせるので、焼き上がりのイメージよりも少し鮮やかな色にするのがポイント。

ロミアス口金で絞るときは、直径5cmの抜き型に粉砂糖（分量外）をつけ、シルパットに間隔をあけて目印をつけてから絞る。丸や星の口金は、目印をつけなくてもOK！

レシピ考案：料理家・岡田礼子（おかだ　あやこ）

お菓子教室DRAGEE（東京・麻布台）を主宰。大学卒業後、総合商社勤務。後に出版社でお菓子や料理などの編集に携わる。日本ヴォーグ学園HAPPY COOKINGにて5年間本部講師を勤めた後、2018年渡英。ロンドンのPeggy Porschen AcademyやSquires Kitchen International Schoolなどで研鑽を重ねる。おいしいお菓子と、美しいデコレーションに定評がある。海外のトレンドにも詳しく、テレビなどでも活躍。
●お菓子教室DRAGEE　http://www.dragee.jp/