鮮やかな緑でビタミンたっぷり「ほうれん草とドライトマトの蒸しパン」レシピ・作り方

もっちり、ふわふわの食感が魅力の米粉の蒸しパン。グルテンフリーで小麦粉アレルギーの方にもおすすめです。こちらのレシピでは、さらに卵や牛乳も加えず、米粉と具材の持つおいしさが際立つ仕上がりにしました。そして、作り方にも一工夫！　どの蒸しパンも蒸し器は使わず、フライパン一つで15分で完成です。

そんなレシピの中から、今回は「ほうれん草とドライトマトの蒸しパン」をご紹介します。鮮やかなグリーンの蒸しパンはビタミンたっぷり。ドライトマトの酸味と深いうまみがあとを引きます。

ほうれん草とドライトマトの蒸しパン

［材料］（直径7.5cm×高さ4cmのプリン型5個分）
・ほうれん草（ゆでたもの）…40g
・ドライトマト…10g
・熱湯…200ml

【A】
・米粉…170g
・ベーキングパウダー…小さじ2
・塩、粗あらびきこしょう（黒）…各少々

・オリーブ油…大さじ2

1．ドライトマトは熱湯に7～8分つけてもどし、柔らかくなったら水気を絞って細かく刻む。もどした湯は取っておく。

2．ほうれん草はざく切りにし、1のもどし汁とともにミキサーにかける。【A】を入れたボウルに加えて泡立て器でよく混ぜ、オリーブ油、ドライトマトを順に加えては混ぜる。

3．「基本の米粉蒸しパン」の工程3～6の要領で、グラシンカップを敷いた型に2を流し、約2cm深さの水を入れて沸騰させたフライパンに並べ、ふたをして強火で約10分蒸す。型からはずして冷ます。

ポイント

ドライトマトをたっぷりの熱湯でもどす。

ドライトマトのうまみが溶け出た湯を利用し、ほうれん草とミキサーで混ぜて生地に加える。

レシピ考案：料理家・齋藤真紀（さいとう　まき）

お菓子・料理研究家。洋菓子店でパティシエとして勤務したのち、フードコーディネーターの柳瀬久美子さんに師事し、独立。素材の持ち味を生かした、作りやすくておいしいレシピが人気で、雑誌や書籍、広告、企業の商品開発など幅広い分野で活躍。『たっぷり作ってずっとおいしい！簡単おかず作りおき おいしい230レシピ』（新星出版社）など著書も多数。