サーフィン初心者が上達に欠かせないテクニックポイントって?【Part 1】
NALU 編集部
- 2021年10月14日
手軽に始められるサーフィンだけど、実は続けるほうが難しい。なぜなら自然の波を相手に水の上で行うサーフィンは、思った以上に難易度が高いから。ただ、それを超えた先には大きな喜びがあるのも事実。ここでは初心者~中級者が陥りやすい壁を挙げて、それを乗り越えるためのポイントを4回に分けて伝授する。
Index
テイクオフは陸トレが近道!
沖に波がやってきたらパドリングでスピードをつけてテイクオフ。そのときの立ち上がる動作は、あらかじめ陸上で練習しておくと上達が早い。
サーフィンは自然と触れ合っているだけで気持ちのいいものだが、本来の楽しさを感じるのはテイクオフができてからだろう。しかし、このテイクオフがビギナーにとっては困難で、ここで諦めてサーフィンをやめる人も少なくない。
海の中でのテイクオフは、慣れるまでは不安定で難しく感じるだろう。そこでおすすめしたいのが陸上でのテイクオフの練習だ。一連の動作を繰り返し練習し、体に覚えさせることによって、実際の海の中でもスムーズに行いやすくなり、テイクオフをマスターするスピードは早くなるはずだ。
Step1|両手をボードに置く
両手を置く位置は胸の下あたり。そうするとスタンスが決まりやすい。そのとき両手でレールをがっしり掴まないように。前を向いたまま行うのもコツ。
Step2|胸を反らせて上半身を起こす
顔を上げて前を見据えたまま、両手を伸ばすようにして胸を反らし、上半身を起こすようにする。そうすると胸とボードの間にスペースが生まれる。
Step3|ボードの上に両足を乗せる
その空いたスペースに前足を乗せ、同時に後ろ足をテール付近に置く。このときも前を向いたまま、目線を下げないようにするのがポイント。
Step4|立ち上がってテイクオフが完了
そこから両手を離して立ち上がり、テイクオフの動作は終了。このとき、スタンスが肩幅よりもやや広めになっているか確認してみよう。
手順としては、パドリングをストップし、両手を胸の下くらいのレール付近に置く。次に胸を反らせて上半身を起こす。その空いたスペースに前足を置き、同時にテール付近に後ろ足を乗せる。それから体勢を起こし、前を向けばテイクオフは完了だ。
スムーズにできるようになるまで何度も陸トレしよう。
サーフィン初心者が上達に欠かせないテクニックポイントって?【Part 2】はこちらから。
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- Credit :
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photo: Pedro Gomes /illustration: Satoshi Nakamura
◎出典: SurfStyle 2021
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NALU 編集部
テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。
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