サーフィン初心者が上達に欠かせないテクニックポイントって?【Part 4】
NALU 編集部
- 2021年10月17日
せっかくはじめたサーフィン。でも、途中で挫折せず長く続けていくことが実は一番難しい! そこで、初心者~中級者が陥りやすい壁を挙げ、それを乗り越えるためのポイントを4回に分けてお届け。今回が最後のレッスンで、テーマは「ターン」。小さなターンを繰り返して、アップス&ダウンスを完成させよう。
Index
体をバネのように使ってアップス&ダウンス
サーフィンは波という自然相手のアクティビティなので、自然が作り出す条件にサーファーが合わせていかなければならない。それは波に乗ったときも同様で、波のブレイクが速い場合などには、自らでライディングのスピードをつけて、ブレイクの速いセクションを抜けていく必要がある。
ライディングスピードをアップさせる方法は、ターンをすることだ。それも比較的小さなターンを繰り返し行って、波のフェイスを上下に行ったり来たりするアップス&ダウンスというテクニックが有効。これはサーフィンのコンペティションにおいてマニューバとしてスコアにつながるテクニックではないものの、プロサーファーでもブレイクに合わせて利用するテクニックだ。つまり、最初に覚えておくべきターンでありテクニックであるということ。
それには体の傾きを切り替えながら、レールを海面に入れたり抜いたりする必要がある。そのとき、体をバネのように伸縮させることがポイントの1つだ。
【1】体を縮めながらボトムへ降りる
横へ向かってテイクオフしたら、体を小さくするようにして波のボトムへ降りていく。ちょうどバネを縮めるようなイメージだ。
【2】体を伸ばしながらトップへ上がる
波のボトムで体を小さくしたときに溜め込んだパワーを解放するようにして、波のトップを目指す。そのとき体を伸ばすようにする。
【3】再び体を縮める準備を行う
波のトップに上がってきたら、次は再び波のボトムを目指していく。そのとき、後ろの腕を前方に移動させて、体を縮める準備をする。
【4】腕を下げながらボトムへ向かう
伸びた体を再び縮ませるときに、腕を下げるようにしてきっかけを作る。そうすると膝も自然と曲がっていき、次のターンにつながっていく。
【5】膝を深く曲げてパワーを溜める
目線は進行方向に向けながら、膝をさらに深く曲げていく。これが次のターンするときのパワーにつながり、加速できるようになる。
【6】体を傾けてレールを入れる
波のボトムに到達したら、体を傾けて波側のレールを海面に食い込ませる。これら一連の流れを繰り返すとアップス&ダウンスが完成する。
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- NALU
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photos : Kenyu
◎出典: SurfStyle 2021
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NALU 編集部
テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。
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