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親子アウトドアのススメ #1 「無理しないのが長続きのコツ」

はじめまして。イラストレーターのジョージです。海と山に囲まれた、自然豊かな町に住んでいます。今月からランドネで、親子で楽しむアウトドアについての記事を書くことになりました。わが家の子どもはもう小学校の高学年なので、思い出を振り返りながらあれこれ書いてみたいと思います。

無理しないのが長続きのコツ

まず親子アウトドアという言葉を聞いたとき、あなたはどんなアクティビティを想像するでしょうか?カヌーやキャンプ、あるいは山登りや海遊びでしょうか?

僕は、近所の公園に行ってボール遊びをするのも、ベランダに折り畳みイスを並べてお弁当を食べるのも、立派なアウトドア・アクティビティだと思っています。とりわけ親子で過ごす時間は、自然の空気を感じて、楽しい時間を過ごすことが一番です。

住んでいる町に砂浜のビーチがあり、家の近くには川が流れ、周囲を山に囲まれているので、さぞかし親子で海遊びや、山遊びを楽しんでいることだろうと思われがちなのですが、実際は親子で山に登るのなんて年に数回。海遊びなんて夏だけです。

激しい運動をしたり、身体をおもいっきり動かすことが好きな大人は、アウトドア・アクテビティと聞くと、競い合うことや体力向上を目的とした運動をイメージしてしまいがちです。しかし、子どもが必ずしもそういった遊びを楽しめるとは限りません。

親子アウトドアの「定義」

タイトルに親子アウトドアという言葉を使っているものの、親子に定義はありません。おじいちゃんやおばあちゃんから見れば、パパもママも子どもです。パパやママからすれば、小学生でも大学生でもわが子は「子ども」ですね。しかし、「子ども」の側からすると、パパやママというものは、発達段階によってまったく違って見えるのです。

小学校にあがるまでの子どもにとっては、お父さん、お母さんはそれこそ、なんでもしてくれる頼りになる存在です。遊び相手にもなってくれれば、いろいろなことを教えてくれる大好きな存在でしょう。

小学校にあがってしばらくすると、お父さん、お母さん、兄弟や姉妹と遊ぶよりも、気の合う友達や先生と遊ぶことがおもしろくなる子どもが出てきます。高学年になれば、ちょっと怖い冒険にもチャレンジできるようになるかもしれません。

中学生や高校生ともなれば、親とも体格差がなくなり、激しいアクティビティに参加することもできるようになります。なんでも自分でやりたい、という気持ちが芽生えると同時に、アウトドア以外のさまざまな活動に興味が広がる時期でもあります。

親子アウトドアという言葉を使うとき、大人にとっては、いつまでも子どもを連れて郊外に行くイメージかもしれません。でも、子どもの目線で「親子」を考えてみると、子どもの年齢によって、言葉の定義が成長していくものだと感じていただけるのではないでしょうか?

次回以降、そんな親子アウトドアの楽しみ方を、少しずつ紹介できればと思います。

(絵と文/ジョージ・リバーサイド)

 

ジョージ・リバーサイド

イラストレーター、エッセイスト。大学院で教育学を学び、現在は2人の小学生を育てる父親。自動車メーカーのアウトドアメディア編集長、教育NPO法人の代表理事、スポーツ用品メーカーのメディア編集長を歴任。
Instagram:@georoge.riverside

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ランドネ 編集部

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自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

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