【山のお土産】個性あふれる「バンダナ」
安仁屋 円香
- 2021年11月07日
全国各地、取材やプライベートでさまざまな山旅に出かける、ランドネ編集部員が見つけた「山のお土産」を紹介する気まぐれ連載!
今回紹介するのは、編集部安仁屋が山小屋で見つけた「バンダナ」です▲
ランドネのコミュニティーサービス「Mt.ランドネ」の会員のみなさまへの10月の贈り物が、真田緑さんとランドネでつくる「バンダナ」だったことで、改めて自分の持っているバンダナを引っ張り出して、首に巻く練習をしていた(笑)のですが、そのなかでとくにお気に入りの3枚を紹介します。
北アルプスの人気の山小屋・燕山荘の売店で買った、中村みつをさんがデザインするルートマップ柄のバンダナ。表銀座から槍ヶ岳、ふもとの安曇野の町まで、その魅力と特徴が愛らしいイラストで描かれています。合戦小屋でくまさんがスイカを食べていたり、大天井岳のあたりで槍ヶ岳を見ている人が歓喜していたり。山肌のようすもさまざまで、見ているだけで、山を歩いたときのワクワクが蘇る一枚。透け感があり、柔らかい素材なところも◎。
尾瀬沼のほとりにある、長蔵小屋の売店で見つけた、コメツガがデザインされたバンダナ。足元にドングリみたいに小さな松ぼっくりが落ちていたら、コメツガの木が近くにある。そんなふうにコメツガを覚えたことを思い出します。水芭蕉でも、ニッコウキスゲでもない。多様な植物に出会える尾瀬の森歩きの魅力を表現しているようで、渋くて、カラーもとても好みです。お弁当を包んだり、ランチョンマットみたいに使ったり。
大菩薩嶺から稜線を進んだ先、大菩薩峠にある山小屋・介山荘で見つけたバンダナ。大菩薩峠から振り返ったときに見える稜線の景色を中心に、山で出会える高山植物と鳥、眺められる周辺の山々を方位盤みたいに描いた一枚。鮮やかなブルーが気に入り購入しました。大菩薩嶺を歩く際にはこのバンダナをおともに選んで、山座同定してみるのも◎。
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ランドネ / ランドネ編集部
安仁屋 円香
旅と山歩きをミックスした“山旅”が定番のスタイル。訪れた土地で見つけたお土産(コーヒー、布のもの、クラフトビール、郷土玩具、焼き物など)をたっぷりと買いがち。クルマ、スノボ、白濁した温泉も好き。ホームマウンテンは尾瀬。
旅と山歩きをミックスした“山旅”が定番のスタイル。訪れた土地で見つけたお土産(コーヒー、布のもの、クラフトビール、郷土玩具、焼き物など)をたっぷりと買いがち。クルマ、スノボ、白濁した温泉も好き。ホームマウンテンは尾瀬。