おせちや正月のごちそうに飽きたら、バリエーション無限大の「山パスタ」はいかが？

年末年始のごちそうやお正月のおせち料理に飽きると、無償にパスタなど食べたくなりませんか？そんなときには “山パスタ”がおすすめ。普段おうちで作るパスタとちょっぴり違うのは、パスタのゆで方だけ。このゆで方なら、湯を沸かす時間も短く、湯切りも不要なんです。具材をアレンジすれば、バリエーションは無限大、おいしさも自由自在ですよ！

“山パスタ”のゆで方

それでは、さっそくパスタ（今回はスパゲッティーニ）をゆでてみましょう！

パスタは、フェデリーニ（1.0mm）～スパゲッティーニ（1.5mm）までの細めのものがベスト。ゆで時間が短くなります。持ち運ぶときは、半分に折ってボトルに入れていくといいですよ。

１．フライパンに水200ml、半分に折ったスパゲッティ100gを入れる。

２．中火でくっつかないように混ぜながらゆでる。

３．水分が減ってきたら、水適量（分量外）を足しながら、袋の表示より１分短くゆでる。

あとは、好みの具材を加えて仕上げるだけ！具材は、火の通りやすいもの、あらかじめ下ごしらえしたものがいいですよ。旬野菜や乾物を上手に使って、オリジナルな山パスタを楽しんでください。

山パスタの可能性は無限大！
「明太シーザーパスタ」

【材料】（１人分）
シーザードレッシング…20g
パスタ（フェデリーニ）…80g
辛子明太子…30g
青じそ（細切り）…適量
塩…適量

【作り方】
１．「“山パスタ”のゆで方」の要領でパスタをゆでる。

２．シーザードレッシング、ほぐした明太子を加える。

４．火を止め、よく和えてから器に盛り、青じそをのせる。

できあがり！

ポイント

今回、味つけに使用したのはシーザードレッシング。ドレッシングには、オイルが含まれているので、味に奥行きも出ます。イタリアンドレッシングや青じそドレッシングなど、ドレッシングのフレイバーを変えても面白いですよ。

シーザードレッシングで作る山ごはんにぜひチャレンジしてみてくださいね。

桜エビの旨みとレモンの酸味が絶妙！
「桜エビのさわやかパスタ」

【材料】（1人分）
パスタ…100g
水…200ml
桜エビ（素干し）…15g
干しニンジン…10g
塩・コショウ…各適量
レモンの薄切り…２枚

＜ガーリックオイル＞
オリーブ油…大さじ２
ニンニクの薄切り…１片分

【作り方】
1．小さいボトルにオリーブ油と薄切りにしたニンニクを入れ、ガーリックオイルにしておく（ガーリックオイルは作りやすい分量）。

2．「“山パスタ”のゆで方」の要領でパスタをゆで、ガーリックオイル大さじ１を回しかける。桜エビ、干しニンジン、塩、コショウを加え、なじむまで炒める。

3．器に盛り、レモンを飾る。あれはブラックペッパーをふったり、ディルを飾ったりしても◎。

でき上がり！

ポイント

桜えびには、抗酸化作用のある「アスタキサンチン」という栄養素が豊富。紫外線による肌ダメージからの回復を助け、アンチエイジングにも効果があるといわれています。また、乾物は旨味もギュッと詰まっているため、時短レシピにぴったり。

山好きのための簡単レシピが満載！

おせちや正月のごちそうに飽きたらつくりたい、簡単にできる“山パスタ”をご紹介しました。具材はおせちの残りものを使っても、豪華で美味しいパスタが作れそうですよね！アレンジして楽しんでみてはいかがでしょうか。

「ランドネアーカイブ　山好きのための簡単レシピBOOK 新装版」では、ご紹介したレシピの他にも、山でもおうちでも作れる簡単レシピが満載です。ぜひチェックしてください。