テーピングや止血など、山登りのときの応急手当て
ランドネ 編集部
- 2022年04月17日
ヒザ痛、ねんざ、熱中症など気をつけていてもケガをしたり、体調を崩してしまうことも。最低限、自分でできる応急処置を教えてもらいました!
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アウトドアプロデューサーに聞く
これだけは知っておきたいファーストエイド
“かゆい”は意外とストレスになる
かゆさが気になって山歩きや睡眠に集中できないと、山道の凸凹に気がつかずに足をくじいたり、思わぬ転倒をしたり、体調変化にも鈍くなったりすることも。
大きなトラブルを防ぐためにかゆみを止めておきたい。
ポイズンリムーバーは2分以内に使用
おもにブヨに刺されたときに使用することが多い。「ピストンを引くタイプもあれば押すタイプもあります。購入したら一度は試しておきましょう」。
刺されてから2 分以内に使用しないと効果は低いそうだ。
テーピングは動画をチェック!
ケガのなかでも割合が多いのがヒザ痛。7〜8kgの荷物を背負って歩くと、重心の位置が変わったり、下りでのヒザの負担が大きくなったりするからだ。不安なときはテーピング方法の解説動画をすぐみられるようにしておくのもよい。サポーターテープでは固定できず、代用できない。
傷口を清潔にしてから止血する
汚れをしっかり取り除いて、止血するのが基本。
熱中症になったら、体を冷まして水分をとる
暑さで頭がボーッとしてきたら、すぐに木陰で休んで水分補給をする。
顔や体のほてりがある場合は、手ぬぐいを濡らして首に巻いたり、プラティパスを脇の下に入れたりして体を冷やす。がまんして歩き続けると、めまいや立ちくらみでケガをしたり、悪寒がして歩けなくなることも。早めに休むことが重要だ。
教えてくれたのは
アウトドアプロデューサー/ネイチャーインタープリター
長谷部雅一さん
自然に対する豊富な知識を活かして、アウトドアのプロジェクト企画、コーディネート、イベント運営、研修講師など幅広く活躍。また、未就学児や保育士へ自然体験をとおした教育にも力を入れている。
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ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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