【10月】紅葉を楽しみながら歩く!編集部おすすめの山紹介 #2|岩手・八幡平
ランドネ 編集部
- 2023年09月16日
もうすぐ、皆さんお待ちかねの紅葉シーズンがやってきます。
気温が少しずつ下がりはじめ、山歩きへのモチベーションが高まる秋の季節。赤や黄に色づく草木や、美しい山肌を眺めながら、山歩きを楽しみたいと考えている方は多いのではないでしょうか。
今回の企画では、秋の山歩きを待ちわびている方に向けて、編集部がおすすめする「紅葉を楽しむことができる山」を、見頃の時期ごとに紹介します。今年の紅葉シーズンは色々なところに行ってみたい!と考えている方は、紹介している3つの山すべてに足を運んでもいいかもしれません。
当記事では、10月に紅葉を楽しむことができる『岩手・八幡平』についてまとめました。ぜひ、最後までご覧くださいね。
Index
火山帯だからこそ味わえる、魅力的な景色
八幡平は、秋田県と岩手県の県境にある、標高1,613mの山。火山帯であることから、山頂周辺は湿原帯になっており、整備された木道でハイキングを楽しむことができます。また、頂上からは岩手山や秋田駒ヶ岳を一望できるのも魅力。
八幡平ドラゴンアイや、スキー場があることで人気の高い場所ですが、紅葉の時期はまた違った表情をみることのできる山となっています。
おすすめの紅葉スポットである「八幡平山頂散策路」の紅葉は、草紅葉が9月下旬から10月上旬、「八幡平アスピーテライン」、「八幡平樹海ライン」の紅葉は、10月上旬が見頃となります。
まったりと休憩できる憩いの場所も
県境にある「八幡平山頂レストハウス」では、おいしいランチをいただいたり、特産品や土産などの買い物を楽しむことができます。
軽食メニューの中で特に人気の高いメニューは、「源太カレー稲庭うどん」。山頂レストハウスが、秋田・岩手の県境に位置していることから、岩手の牛すじ肉カレーと秋田の稲庭うどんのコラボメニューとして誕生したとのことです。
その他、自然環境の情報をまとめた展示スペースも常設されており、八幡平でみることができる高山植物の情報や、周辺の温泉施設に関しても掲載しています。せっかく八幡平を歩くのであれば、多くの知見を持っていたほうが楽しめるはず!ぜひ、ハイキング前に立ち寄ってみてくださいね。
観光したあとは温泉でひとやすみ
ここでおすすめしたい温泉は、道路が通行できる期間で営業を行なう「藤七温泉 彩雲荘」。標高1,400mの場所に位置した温泉で、日帰りの入浴だけでなく、併設された宿に泊まることもできますよ。視界の開けた露天風呂が人気で、単純硫黄泉の湯はさまざまな疾患に効果があります。
山頂付近の紅葉が始まると、紅葉と朝焼けに照らされることにより、乳白色の湯がオレンジ色に染まることも。自然が生み出した雄大な景色を拝みながら、温泉を楽しむことができます。
また、3軒の旅館とペンションがある「松川温泉」もおすすめ。こちらの施設も、宿泊だけでなく日帰り入浴のみの利用が可能です。源泉100パーセントかけ流しの湯、白乳の湯などがあり、自然に囲まれながら特別な時間を過ごすことができますよ。
また、松川荘ではお風呂の間に温泉たまごを作ることができます(なま卵は売店にて購入可能)。作った温泉たまごは、施設内にある食堂に持ち込むことができ、うどんやそばと一緒に食べることができます!大人だけでなく、子どもまで楽しむことができますよ。
八幡平の紅葉を満喫したあとに疲れた体を癒したい方は、上記で紹介した温泉をチェックしてみてくださいね。
まとめ
八幡平は紅葉シーズンが一番人気で、多くの観光客が訪れる山です。名前は聞いたことがあるけれど、実際に行ったことはない…という方は、今年の紅葉狩りに八幡平を選んでみてはいかがでしょうか。
難しい登山コースもなく、整備された木道が設置してあるので、多くの年代の方にも楽しんでいただけますよ!ぜひ当記事を参考に、チェックしてみてくださいね。
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自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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