子どもと歩きたい山（源氏山／鷹取山／高見石）｜ランドネ100楽山

発売中のランドネ11月号では、ランドネがおすすめする「100楽山」の2023年版をご紹介。みどころ満載のページのなかから、ひとつの企画をピックアップして案内します。

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100楽山とは？

100楽山（ひゃくらくやま）とは、山＋αの楽しみのある山。毎年、楽しみのテーマ別に山を愛するさまざまな人たちが、全国各地の100 山を選出します。

子どもと歩きたい山

子どもを連れて山を歩いてみたいけれど、どんなふうにアプローチするべきか悩む人のために、登山ガイドの栗田朋恵さんがアドバイスしてくれました。

0～3才と歩くなら、五感にふれる体験を｜源氏山［神奈川県／葛原岡・大仏ハイキングコース］

0～3才ころは、自然の匂い、温度、感触など五感にふれる体験をもちたい時期。言葉のやりとりが難しいので、表情や体温をよく観察しましょう。ベビーキャリーを準備すると便利です。歩くようになった3才でも必ずおんぶ紐を。また、歩く大人と背中に座ったままの子どもとでは体温に差があることを理解しましょう。標高の高い山はなるべく避け、水分補給と日焼け止めをこまめに。（登山ガイド／栗田朋恵さん）

4～6才と歩くなら、ペースは大人がコントロールを｜鷹取山［神奈川県／三浦丘陵］

4才をすぎたあたりから、ぐっと歩く距離がのびてきます。歩くペースも上がり山歩きがより楽しくなる時期。山のマナーや約束も守れるようになるので、ていねいに伝えておきましょう。体重の軽い子どもはペースが速くなり走りだすことも。ペースは大人がコントロールし、とくに下りは大人が先頭を歩きましょう。けっして姿が見えなくなるほど離れないことが大切です。（登山ガイド／栗田朋恵さん）

7才以上と歩くなら、日本アルプスにも挑戦！｜高見石［長野県／八ヶ岳］｜

7才以上になると、標高2000mを超えた山にも出かけられるように。山の感動を親子で共感できるようになり、喜びも広がります。ただ、気圧の変化で頭痛がしたり、気持ちにムラがあったりする年ごろでもあるので、◯才なんだから！と叱咤せず子どもの主張に寄り添いましょう。体が大きくなることで、長い登山ではしっかり食事を摂ることも大切です。（登山ガイド／栗田朋恵さん）

ここで紹介した以外にも、ランドネ11月では多彩な100楽山を紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね。

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