雪原に広がる絶景! 日本初上陸のスノーアートを見に行こう【2月6日~14日】
ランドネ 編集部
- 2016年02月05日
(上写真・サイモン・ベック氏のフランスでの作品)
真っ白な雪原に突如現れた巨大なアート。ヨーロッパで多くの人を魅了している「スノーアート」が日本に初上陸することになった。
世界的に活躍するサイモン・ベック氏の作品が日本に登場!
スノーアートとは人の足で雪原を踏み固めて、おもに幾何学模様を描いた作品のことで、世界で唯一のスノーアーティスト、サイモン・ベック氏が2004年から制作を開始した。雪原に描かれる壮大なアートは、光と影が織りなす緻密な美しさで、多くの人を魅了している。サイモン・ベック氏の作品はこちらのサイト(http://snowart.gallery/)にたくさん掲載されているので要チェック。
そんなサイモン・ベック氏の作品が日本で初めて公開されることになった。場所は青森県田舎館村(いなかだてむら)。なぜ青森県で?と思われる方も多いだろうが、実は田舎館村は、田んぼに異なる品種の稲を育てて巨大なアートを描く田んぼアート発祥の地。今度は「冬の二毛作」を合言葉に、サイモン・ベック氏を招いて雪原と化した冬の田んぼの上にスノーアートを描く取り組みをスタートした。
上の写真は、昨年の冬に来日したサイモン・ベック氏と地元の人々が協力して試作したもの。本番となる今年は2月6日(土)~14日(日)までの9日間「道の駅いなかだて 弥生の里展望所」から観覧できる。
開催期間中は、イグルー(雪の家)作り体験などの雪遊びプログラムを開催するほか、ご当地グルメの黒石つゆやきそばも登場予定。他にも様々な雪遊びプログラムが予定されているので出掛ける前にこちらのサイト(http://www.aptinet.jp/Detail_display_00005462.html)をチェックしよう。
また、雪道の運転が不安な人でも大丈夫! 弘南鉄道・弘南線では期間中に「田んぼアート駅」に臨時停車。駅から道の駅いなかだてまでは徒歩3分ほどなのでアクセスも心配ない。臨時ダイヤはこちらの弘南鉄道サイト(http://konantetsudo.blog115.fc2.com/blog-entry-242.html)で案内している。
スノーアートは、スノーシューとオリエンテーリングコンパス、巻尺などのシンプルな道具と、人力でできるいわば雪遊び。青森県田舎館村から発信されるスノーアートは、新しい冬の風物詩として全国各地にも広がっていきそうだ。
○DATA
道の駅いなかだて 弥生の里展望所
青森県南津軽郡田舎館村高樋八幡10
TEL.0172-58-2111(内線242田舎館村役場企画観光課)
閲覧期間:2月6日(土)~2月14日(日)
閲覧時間:10:00~16:00(6~7日、11~13日は16:00~19:00のライトアップ閲覧も可能)
料金:200円
(K)
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自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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