グルテンフリーのお菓子は山の行動食にも最適! 注目の菓子店「アービット」
ランドネ 編集部
- 2017年04月18日
最近良く耳にする「グルテンフリー」という言葉。グルテンとは小麦や大麦、ライ麦などに含まれるタンパク質のこと。このグルテンは、人によってはアレルギー反応が起きる可能性もあるとされており、グルテンを含まない食事、グルテンフリーが欧米を中心に広がっています。日本でも健康に気遣う人の中には、グルテンフリーを実践する人も多く、グルテンフリーの食事を提供するレストランなども登場しています。
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鎌倉に誕生した洋菓子店「AaH bit(アービット)」
そんななか山好きの人にとっても注目のショップが、2016年11月、鎌倉に登場しました。お店の名前は「AaH bit(アービット)」。自家製の焼き菓子やケーキなどを販売しているのですが、すべての商品はグルテンフリーで作られています。
厨房でバナナを使ったケーキの仕込みを行っている松岡さん。小麦粉を使っているように見えますが、使っているのはじつはアーモンドの粉です。アービットのお菓子には多く使われている材料で、もちろんグルテンフリー。焼いたときの香ばしさも、このアーモンドの粉の特徴です。
白砂糖の替わりに血糖値の上がりにくい「アップルハニー」を使用
バナナケーキに使うバナナはお店で寝かせて熟成させたもの。じっくり熟成させると糖度がかなり増すので、甘みをほとんど加える必要がないそうです。
また、グルテンフリーと並ぶアービットのこだわりは白砂糖を使わないこと。食後に血糖値が急激に上がってしまう白砂糖は避け、その代わりにとある材料をアービットでは使っているんです。それは、りんごを原料として作られた「アップルハニー」というシロップ状の甘味料。りんごの汁を濃縮、フィルターで濾しただけのもので、添加物などはもちろんなし。GI値が36という低い数値なので、血糖値が上がりにくく、インスリンの過剰な分泌を抑えることができます。
焼き菓子は常温で1~3か月OK
店内には、カウンターの裏で作られたたくさんのケーキと焼き菓子がきれいに並べられています。ケーキは冷蔵で1週間程度、焼き菓子は常温で1カ月程度(長いものは3カ月程度)保存が効くので、山にも持っていきやすいのがポイント。とくに焼き菓子は行動食にぴったりで、ハイカーはもちろん、トレイルランナーなどにもファンは多いそうです。
(写真左)左)ハーミットバー(259円)。くるみやレーズンがはいっており、さらにショウガが利いた、食欲をそそる一品。右)基本のバーを1/3にカットしたminiシリーズ(119円)。さまざまな味があるので、少しずつ違った味が楽しめます。
(写真右)こちらはケーキで一番人気だというNYチーズケーキ(378円)。クリームチーズが主原料で、食べるとチーズの豊かな風味が口いっぱいに広がります!
“ヘルシー”だからでなく、“美味しい”から食べたい!
山登りという健康的な遊びをするなら、せっかくだったらそこで食べる物にもこだわりたいもの。アービットのお菓子は、ヘルシーだからと“頑張って”食べるようなものでなく、単純に「おいしいから食べたい」と思える魅力があります。オンラインショップで購入することもできるので、気になったらぜひチェックしてみてくださいね。
【SHOP DATE】
AaH bit(アービット)
住所:神奈川県鎌倉市材木座3-9-26 A2
TEL:046-753-9739
営業時間:11:00~18:00
定休日:水曜日、木曜日
http://aahbit-shop.com/
(写真:小関信平)
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自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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