【上高地の楽しみ方・初級編】山に登らず、のんびり散策
ランドネ 編集部
- 2017年08月17日
Index
ハイキング感覚で、いざ憧れの上高地へ
北アルプスデビューの聖地、上高地。敷居が高いと思いきや、実は散策にもってこいの場所。冷たく澄み切った川や池、雄大な山並み、おいしいグルメなど、山を登らずとも味わえるお楽しみがめじろ押し! アルプス初めてさんでも安心の、お気軽散策コースをご紹介しよう。
日帰りもできる! おすすめ散策コース
上高地をのんびり楽しむなら、大正池や明神池などの周辺散策がおすすめ。例えば朝、新宿南口の高速バスターミナル・バスタ新宿から直行バス「さわやか信州号」に乗れば、12時には上高地バスターミナルに到着(所要時間・約4時間45分)。山荘などでランチをして、食後に梓川沿いをぶらりお散歩。疲れた足を休めながらコーヒーとケーキで一息入れても、日帰りで実現可能!
見て、歩いて、アルプスの自然を体感!
上高地周辺には魅力あふれる散策路がたくさん。緑に囲まれた清流沿いを歩き、爽やかな空気を胸いっぱいに吸い込めば、身も心もリフレッシュできること間違いなし。また、上高地のシンボルともいえる、梓川に架かる河童橋も外せないスポット。ここから望む穂高連峰の圧倒的な美しさ、ぜひ自分の目で確かめてみて。
自然豊かなこの地には、ニホンザルが多数生息。人と野生動物が共存できるように、見かけてもエサをあげないで!
散策途中に立ち寄りたいグルメスポット
【嘉門次小屋(かもんじごや)】
上高地ならではの絶品グルメが堪能できるスポットも、しっかり押さえておこう。お腹がすいたら、明治時代に建てられた歴史ある山小屋「嘉門次小屋」へ。囲炉裏で香ばしく焼き上げた名物「岩魚の塩焼(1000円)」のほか、自家製の燻製やお蕎麦などが、昔懐かしい雰囲気とともに味わえる。
【DATA】
●嘉門次小屋(かもんじごや)
電話:0263-95-2418
営業時間:8:30~16:30
アクセス:上高地バスターミナルから約1時間
【5HORN(ふぁいぶほるん)】
河童橋の目前にある五千沢ホテル内のスイーツカフェ「5HORN」は、散策途中のブレイクタイムにぴったり。デンマーク産のクリームチーズを使った看板メニューの「レア・チーズケーキ(850円)」をはじめ、松本市内の工場で毎日、パティシエが丹精込めて手作りしたスイーツが楽しめる。
【DATA】
●5HORN(ふぁいぶほるん)
電話:0263-95-2111(五千沢ホテル)
営業時間:9:00~16:30
アクセス:上高地バスターミナルから約5分
登山をするならしっかりとした準備が必要だけれど、散策なら肩の力を抜いて楽しめる。天気のよい週末には少し早起きをして、上高地へ羽を伸ばしに出かけてみては?
(出典:『ランドネ 2017年9月号 No.91[付録あり]』)
(エイサイト編集部 ヨシダ)
- Brand :
- ランドネ
Share
Profile
ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。