【思い出を彩る山ごはん】旬のイチジクの美味しさをたっぷり味わう簡単トースト
ランドネ 編集部
- 2017年09月15日
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初心者にオススメ! 夏の終わりの北八ヶ岳ハイキング
暑さがすこし和らいできて秋が近づいてきましたね。この時期の、北八ヶ岳の森ハイキングはとても清々しくて、山初心者にもおすすめです。
なかでも歩きやすいのは、白駒池から高見石までをぐるりと一周するルート。駐車場からすぐ気持ちのいい森が始まり、3時間もあれば充分に満喫できるんです。途中に山小屋「高見石小屋」があり、軽食をとったり、トイレを利用できるのもうれしいポイントです。
そこでまた、料理上手な藤吉優子さんを誘って歩いてきました。もちろんバックパックには、「食」を楽しむための道具と材料を詰め込んで。
気軽なハイキングとはいえ、なるべく山での調理を短く済ますために、家で下準備をしていきました。使ったのは、7~10月までが旬のイチジク。「不老長寿の果物」と呼ばれていて美肌、アンチエイジング効果があるそうなので、日焼けしてしまってもプラスマイナスゼロになるはず……?!
イチジクのコンポート作り
【材料】
イチジク…2~4個
白ワイン…70cc
黒砂糖…50g(三温糖やてんさい糖でも◎)
レモン汁…大さじ1
【作り方】
1.小鍋に白ワイン、黒砂糖を入れて火をかける。
2.イチジクを入れて弱火にし、蓋をして15分くらい煮る。
3.鍋を火から下ろし、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷やす。
【ポイント】
・イチジクの皮をむくかどうかはお好みで。今回はむかずに使用
・白ワインがなければ、赤ワインでも、スパークリングでも、お家にあるものでOK
・煮込むとき、シナモンやグローブ、カルダモンなどのスパイスを入れてもおいしい
手作りコンポートを持って山へ
コンポートを作っておけば、山では、トーストを焼いてたっぷりとクリームチーズを塗り、イチジクをカットして並べるだけ。シナモンシュガーをふると、風味がUP!
コンポートを作る時間がなければ、生のイチジクをそのままカットして、はちみつに黒コショウをかけると、充分おいしくいただけます。食パンの代わりに、マフィンや塩バターロールを使うのもグッド。
余ったイチジクにプラス1食材でお家レシピ
余ったイチジクは、山から帰った後、お家でおいしくいただきましょう。ベビーリーフと和えればサラダに、バニラアイスを添えればデザートに、簡単アレンジできますよ!
◎イチジクとクリームチーズのサラダ(写真:右)
【材料】
イチジク…2個
クリームチーズ…2、3個(個装の場合)
ベビーリーフ…適量
黒コショウ…適量
<ドレッシング>
ホワイトバルサミコ酢…大さじ1(バルサミコ酢でもOK)
オリーブ油…大さじ1
塩、砂糖、黒コショウ…少々
【作り方】
1.ドレッシングの材料を混ぜておく
2.イチジクはきれいに洗い、傷んでる部分をのぞきひと口大に切る。皮はむいてもむかなくてもOK。クリームチーズは1cm角に切る。
3.ボウルに水気をきったベビーリーフとイチジク、クリームチーズを入れ、黒コショウをふって軽く混ぜ合わせる。ドレッシングをかけて和えればできあがり。
◎イチジクとバニラアイスのデザート(写真:左)
【作り方】
イチジクのコンポートに市販のバニラアイスを添えて、お好みでシナモンパウダーをかけるだけ!
山で味わったイチジクを帰宅してからもいただけば、ひんやりした風と苔むした針葉樹の木々の香りを何度でも味わえますよ~!
ちなみに……今回はイチジクをクリームチーズと合わせましたが、ブルーチーズやマスカルポーネとも相性がいいし、生ハムを巻くだけでもおいしくなります。さらに、コンポートしたイチジクの残った煮汁も活用できます。さらに7、8分煮詰めると、トロトロになるので、ポークソテーにかけたり、ヨーグルトにトッピングしたりとアレンジ自在!いろいろ試して、秋の山も、秋の味覚も楽しんでくださいね。
(出典:『Share the Mountain』、山ごはん監修:藤吉優子、文:ランドネ編集部)
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ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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