ウォーキングで心肺機能を高める歩くペースは？｜ランニング初心者のＱ＆Ａ

「ビギナーランニング教室」の講師も務める内山先生が、ランニング初心者の悩みや疑問にズバリ答えるQ&Aコーナー。今回は、ウォーキングでどのくらいのペースで歩けば心肺機能を上げることができるのか？を聞いてみました。

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ウォーキングで心肺機能を高める歩くペースは？

内山先生の答え

運動に慣れていない人が、まずはウォーキングからスタートするというのは賢明な方法です。ウォーキングにはランニングのフォームが凝縮されているので、しっかりと歩くことで股関節の使い方や、下半身・上半身の正しい動きを身につけることができるのです。

しかし、トレーニングには2つの目的があります。第1に、運動するための技術を身につけること。第2に、運動能力を向上させること。ウォーキングの場合、心肺能力を上げるというよりは、走るための第一歩なのだと考えたほうがいいでしょう。

とはいえ、ダラダラ歩くのはNGです。12分／㎞を目安に歩けば、とてもいい運動になります。そして、大きな動作でリラックスして歩きましょう。

そのペースでしっかり歩けるようになったら、次に小さくリズミカルな動きで10分／㎞を目標に走り、徐々にランニングに移行しましょう。

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教えてくれた先生
内山雅博 コーチ

ランニングスタイルでもおなじみの、超ベテランコーチ。「ビギナーランニング教室」の講師も務め、悩める初心者ランナーの悩みにズバリ回答。幅広い層のランナーたちのレベルアップをサポートする。