長距離を走ると、片方の足だけにトラブルが出る原因は?|ランニング初心者のQ&A
- 2021年09月08日
「ビギナーランニング教室」の講師も務める内山先生が、ランニング初心者の悩みや疑問にズバリ答えるQ&Aコーナー。今回は、長距離を走ると、片方の足だけにトラブルが出る原因を聞いてみました。
長距離を走ると、片方の足だけにトラブルが出る原因は?
内山先生の答え
人間の体の構造は、基本的には左右対称ですから、ランニングフォームも左右対称、前後対称になることが理想的です。しかし、片側だけに痛みが生じるということは、つくりや動きに左右差があるのかもしれませんね。一度、体の状態や動きをチェックしてみてはいかがでしょうか。たとえば外反母趾はありませんか?外反母趾は脚、特にヒザの動きと深く影響し合っています。
また、左右の太モモを比べると太さに差があったり、片脚ずつ曲げ伸ばしをすると、どちらかのヒザが内側に入っていたり、ヨガのポーズを左右対称に行うと、片方だけ動きが硬かったりしませんか?そんなことからも、自分の体の隠れた左右差をチェックできます。弱点がわかったら、筋トレで鍛えるなどしてバランスを補っていきましょう。腹筋をしたら背筋も、太腿の前を鍛えたら後ろも、そんな心がけが必要です。
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教えてくれた先生
内山雅博 コーチ
ランニングスタイルでもおなじみの、超ベテランコーチ。「ビギナーランニング教室」の講師も務め、悩める初心者ランナーの悩みにズバリ回答。幅広い層のランナーたちのレベルアップをサポートする。
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