まるでおとぎ話の世界! 五感で癒される「北海道ガーデン街道」をめぐる旅
トリコガイドシリーズ 編集部
- 2016年06月08日
(写真上:ドラマ『風のガーデン』の舞台となった「風のガーデン」)
雄大な自然が広がる北海道には、多くの素晴らしいガーデンが存在する。もとの自然を生かして造るガーデンと北海道の相性がいいのは当然で、ここ数年で注目度も上がっている。なかでも、北海道を代表するガーデン8つを結ぶ大雪~富良野~十勝の全長約250kmに及ぶ「北海道ガーデン街道」は多くの観光客が訪れる人気ルートだ。
【1】大雪 森のガーデン(上川町)
【2】上野ファーム(旭川市)
【3】風のガーデン(富良野市)
【4】真鍋庭園(帯広市)
【5】十勝千年の森(清水町)
【6】十勝ヒルズ(幕別町)
【7】紫竹ガーデン(帯広市)
【8】六花の森(中札内村)
8つのガーデンは著名なガーデンデザイナーが設計した庭から、コツコツと長い年月をかけて造り上げた花畑まで、個性豊かで魅力にあふれている。そこで、訪れる人たちを魅了し、心を和ませてくれる美しいガーデンをいくつかご紹介しよう。
Index
カラフルな針葉樹の庭はまるでおとぎ話の世界! 「真鍋庭園」
日本初のコニファーガーデンとして有名な「真鍋庭園」。コニファーとは針葉樹の総称で、赤や黄色、緑など豊かな色彩や、三角形や円形など様々な樹形があり、それらを組み合わせて造るのがコニファーガーデンだ。園内には1000を超える品種の植物が植えられ、小鳥や小動物に出会えることも。趣きの異なる3つの庭を回遊して楽しむことができ、その雰囲気はまるでおとぎ話の世界に迷い込んだかのよう。
○真鍋庭園
住所:帯広市稲田町東2線6
電話:0155-48-2120
営業時間:8時~日没 ※夏季最終入園18時 (冬季休園)
入場料:大人800円
英国にも認められたガーデン「十勝千年の森」
雄大な十勝の自然を生かした6つのガーデンは、ダン・ピアソンなどの著名なデザイナーが手掛けたもの。英国のガーデンデザイナーズ協会(SGD)選考の最高位である大賞「グランドアワード」を日本で初めて受賞した庭を有する。四季折々の草花が楽しめるほか、広大な敷地を生かした乗馬やセグウェイ体験などもでき、スケールの大きい十勝の自然を存分に感じることができる。
○十勝千年の森
住所:上川郡清水町羽帯南10線
電話:0156-63-3000
営業時間:9時30分~17時 ※他期間は問合せ(11月上旬~4月下旬休)
入場料:大人1000円
六花亭の包装紙に描かれた草花が彩る森「六花の森」
北海道の菓子メーカー「六花亭」が造りあげた庭。“包装紙に描かれた草花でいっぱいの森を造りたい”という思いから生まれ、北海道に自生する山野草や樹木を中心に植えられている。坂本龍馬の生家の末裔としても知られる画家・坂本直行が描いたエゾリンドウ、ハマナシ、エゾリュウキンカなどの「十勝六花」をはじめ、色とりどりの草花が可憐に森を彩る。
○六花の森
住所:河西郡中札内村常盤西3線249-6
電話番号」0155-63-1000
営業時間:4月下旬~10月中旬10~17時 ※他期間は問合せ (冬季休園)
入場料:大人800円
北海道の豊かな自然に溶け込む美しい庭の数々。次の旅行では、癒され効果抜群のガーデンを中心に回ってみるのもいいのでは?
(K)
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オンは仕事をバリバリこなし、限られたオフはおもいっきり羽を伸ばして楽しむ!そんな大人のキャリアウーマンの「せっかくだから」を満たす、ちょっと贅沢な国内ガイドマガジン。
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