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2回目の台湾にオススメ! 縁結びの神に祈願して、猫カフェでくつろぐ

親日で知られる台湾。旅したことがある人も多いかと思うが、今回、特におすすめしたいのは『台湾の京都』と言われる台南。200年以上にわたって台湾の首都として繁栄してきた古都で、ここで生まれた料理も多く、美食の町としても知られている。

そんな台南で、縁結びの神に祈願して、古民家をリノベーションしたカフェでひと休み。そして、大人気の林百貨店でショッピングを楽しんでみるのはいかがだろうか? 台北とはまた違った魅力を味わえそうだ。

縁結びの神で有名! 台南大天后宮

20170312_02_1 1665 年に建立された大天后宮(ダァティエンホゥグゥン)。もともとは明朝王族の府邸だったが、その後媽祖廟に改築された。媽祖廟の中では台湾最古といわれ、国家一級古跡に指定されている。ちなみに媽祖廟とは海の守護神で、万能の女神“天上聖母” を祀った廟のこと。台南には約400もの媽祖廟があるが、台南大天后宮はその中で最高位に君臨。ここは縁結びの神としても有名で、隣に位置する「祀典武廟」とともに「台南四大月下」といわれ、その中でも一番の人気を誇る。「拝拝(バイバイ)」という台湾式のおみくじもできるので試してみよう。

【DATA】
中西區永福路二段227巷18號/6~21時(無休)/無料

古民家カフェでひと休み Fat Cat Deli

日本統治時代の建物も数多く残り、レトロな雰囲気がありながらも、新しさも感じられる神農街と信義街。築200年を超える建物もあり、歩いているだけでノスタルジックな気持ちに浸れる。内観はきれいにリノベーションされて、カフェや雑貨店、ギャラリーなどになっているので、ぶらりと歩いてみたい。

20170312_02_2 「Fat Cat Deli」は、築50年の古民家を、香港出身のオーナー夫婦がデザインして修復したカフェ。「自分の家で寛ぐように過ごしてほしい」というコンセプト通り、3匹の看板猫とともにのんびりとした空間を演出している。店内にはオリジナルの雑貨や猫グッズ、CDもあるので、チェックしてみよう。

【DATA】

中西區信義街112號/9~18時30分(水・木曜定休)

美食の街で食べたいグルメ 度小月擔子麵原始店本舗

台南に来たらかならず食べておきたいグルメのひとつがこちら、坦子麵。エビのダシが利いたスープに、小麦粉の中細ストレート麺をさっとゆでて、たっぷりの肉燥をかけていただく温かい麺。仕上げに黒酢やエビ、香菜をのせる。

度小月擔子麵原始店本舗(トゥーシャウヤィダンツーメンウャシテンベンポウ)は、坦子麵の元祖として有名で、創業120 年を超える老舗。初代はもともと漁師で、天候により船が出せない時に、水仙廟の前で簡単に出せるような麺料理(坦子麺)を考案し、天秤棒とカゴで売りはじめた。大量のエビをベースにしたスープの坦子麵は瞬く間に評判となり、当時から大変な人気を博した。厚い鍋には、100 年以上継ぎ足して使っているトロトロの肉燥がたっぷり。擔子麵の他にも、白身魚の虱目魚や、サクサク食感がたまらないエビ春巻きの黄金蝦捲など、台南の名物を楽しめる。
20170312_02_5 (左)創業以来継ぎ足しのトロトロの肉燥と麺の味をダイレクトに味わいたいなら、汁なしの乾擔子(50元)にチャレンジしてみて。
(右)汁あり擔子(50元)。エビのダシが利いた風味豊かなスープとたっぷりの肉燥、ほのかに香る黒酢が食欲をそそる。仕込みに7時間かけるとか。

【DATA】

中西區中正路16號/11〜21時30分(無休)/ クレジットカード利用不可

お土産は、人気の林百貨店で選ぼう

いまや台南の顔ともいえる、観光客に大人気の百貨店。1932 年に日本人実業家、林方一氏が大型デパート「林百貨店」を創業。その後戦争中には廃業を余儀なくされ、しばらくは軍関係の施設になっていたが、後に市定古跡に認定された建物を台南市政府が修復、「林百貨」として生まれ変わった。台南を中心に人気雑貨店やメーカと次々にコラボして、デザイン的に優れた商品を生み出している。『林』のロゴがプリントされた布バッグや雑貨など、林百貨のオリジナルグッズも多く台南土産として人気だ。各階には土産、ファッション、本などが揃う。

20170312_02_4 【1】林百貨の定番土産 紙バッグブラウン(899元)と布リュック(990元)
強い帆布を使ったバッグは、林百貨のロゴが入る人気の高いアイテム。台南のバックメーカー來 約la yooとのコラボ作品。特殊な紙でつくったバッグは、雨に濡れたり、洗濯機で洗ってもOKな優れもの。
【2】ナチュラルな素材を使ったせっけん 天然素材石鹸(各320元)
台湾生まれのハーバルケアブランドで、無添加の石けんやシャンプー、アロマオイルなどフェイスケアからボディーケアまでできる商品を取り扱う。この商品の購入目的で台湾を訪れる根強いファンも多くいるほど。
【3】名物エレベーターのパッケージ パイナップルパイ(680元)
温めても冷やしても美味しいパイナップルケーキは、林百貨の有名なエレベーターをモチーフにしたパッケージ。ちなみにレトロなエレベーターは80年前のものでいまも現役で、乗車に順番待ちが出来ることも。

【DATA】
中西區忠義路二段63號/11~22時(無休)

落ち着いたたたずまいが魅力の台南。台湾高速鐵路を利用すれば、台北からも日帰りできる。2回目の台湾旅行にゆっくりと訪れるのもよさそうだ。

(編集 M)

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トリコガイドシリーズ 編集部

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オンは仕事をバリバリこなし、限られたオフはおもいっきり羽を伸ばして楽しむ!そんな大人のキャリアウーマンの「せっかくだから」を満たす、ちょっと贅沢な国内ガイドマガジン。

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