美しすぎる! ニューカレドニアの島『イル・デ・パン』が誇るふたつのビーチ
トリコガイドシリーズ 編集部
- 2017年07月31日
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宝石のようなふたつのビーチを行き来する贅沢
南太平洋のリゾートアイランド、ニューカレドニア。中でも海の美しさで知られるのが、本島であるグランドテール島の南に位置する離島、イル・デ・パンだ。世界遺産に登録された透明度の高いラグーンの中には、サンゴと魚たちが織りなす宝石箱のような光景が広がっている。
そんなイル・デ・パンで特に美しいとされるビーチは、クトとカヌメラ。ふたつのビーチはどちらも、ほとんどの主要なホテルから自転車(レンタサイクル)で行ける距離。しかも近接しているので、両ビーチを気軽に行き来して楽しめるという贅沢さ! 一度はこの目で見てみたい、ふたつのビーチをご紹介しよう。
まずは真っ白な砂浜がまぶしい『クトビーチ』
まっすぐ続く砂浜が島一番の美しさと称えられるクトビーチ。その特徴は何といっても、サラサラで粒子の細かい真っ白なパウダーサンド! 素足で踏みしめれば、沈み込むように柔らかいその心地よさに驚くはず。年間100回ほど寄港する大型客船が沖合に停泊する風景も、リゾート気分を盛り上げてくれる。
クトビーチは夕景も見逃せない
西向きのクトビーチは、太陽が水平線に沈んでいくサンセットタイムもおすすめ。海全体がオレンジ色に輝く光景は感動のひと言! 夕景が眺められる近くのレストランで、ゆったり流れる南国の時間に浸るのも◎。
カヌメラビーチとは背を合わせるような位置関係にあり、美しい2大ビーチを1日で楽しめる。クトビーチの近くにはフランス軍の保養施設があり、朝から家族とビーチを過ごす人の姿も。
客船が停泊する日は島民たちが歓迎の催しを開催。上の写真で女性たちが作っているのは、観光客へのプレゼントの頭にのせる飾り物。伝統的なダンスや伝統食の試食など、客船の乗客でなくても楽しめるのがうれしい。
続いて、青々とした南洋杉に囲まれた『カヌメラビーチ』
クトビーチから一転、カヌメラは南洋杉に囲まれた砂浜のほとんどない入り江。波で削られた岸壁に緑が生い茂り、ビーチに天然の日陰をつくっている。岸に近いところでもある程度の深さがあるので、シュノーケリングやスタンドアップパドルボード(SUP)などのアクティビティにはこちらがおすすめ!
カヌメラビーチは客船が来る日の賑やかさも魅力
客船が来る日は島民たちがビーチ周辺に露店を出すので、とっても賑やか! 上の写真はSUPのレンタル屋さん。貸し出し料金は1時間あたり1000CFP(1CFP=約1円)ほど。若い人に大人気なのだとか。
ドーナツやホットドッグなどの軽食を販売する、こんなお店も。どれも150〜300 CFPとお手ごろ。
こちらの露店では、ロブスターを豪快に丸焼き! これにお米とサラダを添えたプレートが2000CFPとあって、たくさんの人だかりが。
イル・デ・パンは島ならではのローカルな雰囲気も最高! せっかくの機会、ホテルで申し込みができるツアーや、ほとんどのホテルで貸し出している自転車を利用して、いろいろな場所を気ままに散策してみよう。
(出典:『トリコガイド ニューカレドニア 2018-2019[付録あり]』)
(エイサイト編集部 ヨシダ)
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オンは仕事をバリバリこなし、限られたオフはおもいっきり羽を伸ばして楽しむ!そんな大人のキャリアウーマンの「せっかくだから」を満たす、ちょっと贅沢な国内ガイドマガジン。
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