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世界文化遺産「日光東照宮」に詣でる温泉女子旅【鬼怒川温泉 山楽】

世界無形文化遺産、日光東照宮と鬼怒川温泉の深イイ関係

春は桜、夏は新緑、秋には燃ゆるような紅葉、冬には時折散らつく雪も。

四季折々の表情を愛でる、雄大な鬼怒川渓谷に広がる首都圏有数の温泉地、鬼怒川温泉。

世界文化遺産日光東照宮に程近く、昔は修学旅行の定番でしたが、近年は外国人観光客も多く訪れています。都心から約2時間。浅草発の東武特急スペーシアをはじめ、JR線や高速バス、SLなどを利用した行き方もあり、東京方面からのアクセスの良さが魅力で、家族旅行、社員旅行、女子旅など、あらゆるシーンを連想させてくれます。

鬼怒川温泉が発見されたのは今を遡ること江戸元禄時代。日光の寺社領であったことから、日光詣帰りの諸大名や僧侶たちなど身分の高い人たちのみが利用可能な由緒ある温泉でした。以来300年以上にわたり旅人を癒し続けてきた名湯として知られ、日光と所縁の深い温泉です。

近年では、創業140年の伝統を誇る日光金谷ホテルが東武鉄道の傘下になったり、来たる2020年5月には日本5軒目となるリッツカールトンが日光国立公園内に開業したりと、鬼怒川から中禅寺湖、日光にかけて、これから益々盛り上がりを見せることになりそうなエリアの一つです。

日光東照宮とタイアップ!拝観するなら泊まるべき温泉旅館

数ある温泉旅館の中から、今回私が宿泊したのは【鬼怒川温泉 山楽】です。全室74㎡という贅沢な広さのお部屋であることに加え、「山河有情 夢幻有楽(さんがうじょう むげんゆうらく):山や河を感じ、夢や幻のように楽しい処」という言葉に由来するように、全ての客室から山と河(鬼怒川)が眼下に眺められ、季節に応じて異なった景色が楽しめるのが魅力です。

鬼怒川温泉駅から徒歩圏内にあり、駅からの無料送迎も可能なので女性だけの旅行にも最適です。(「女子旅にオススメしたい10の理由」をご参照下さい)

到着するやいなや、万華鏡をイメージしたという豪華絢爛なエントランスがお出迎え。元禄文化の特徴を取り入れた鮮やかな色調の館内や、週末には浅草から車夫さんが来て無料で乗車、周辺観光できる人力車が飾られているほか、加賀百万石で開花した輪島塗の調度品の数々は目を見張るものがあります。市松、亀甲、波紋といった日本の伝統的な文様を用いて構成されたタペストリーは日光東照宮と鬼怒川温泉の強いつながりを表しているそう。

開放的な大浴場に併設した檜風呂は、滞在中何度も浸かりたくなる露天の温泉です。鬼怒川の流れに耳を傾け、そよ風を感じながら、まるで森林の中にいるようなやさしい檜の香りに包まれて、癒しのひと時。湯上がり処では19時までの時間帯はキンキンに冷えたビールや麦茶、ゆずジュースなどを栃木産のお漬物と共にサービスでいただけます。

こだわりの地産食材と器で織り成す、目にも美しい四季御膳

和食の美味しそうな響き、日本らしい響きを大切にし、小倉山の響きを受けて名付けられたという、お食事処「桜薫楽(おぐら)」で夕食をいただきました。

席につくと差し出された献立には、先付、前菜、椀、若味、台物、蓋物、焼物、揚物、酢物、留椀、食事、水菓子…!目にしただけでもお腹いっぱいになりそうな豪華フルコースがズラリと並びます。

春は筍、夏は鱧、秋は松茸、冬には河豚というように、旬の素材を最大限に生かしたメニュー作りが料理長のこだわり。四季折々の香りや味覚を感じさせるような技の極みが細部に感じられて、地酒との相性も最高。さらに「器は料理の着物」とも言うべく、お椀やお皿へのこだわりもまた賞賛すべきポイント。味はもちろんのこと、心を込めた繊細な盛り付けと、厳選された彩り美しい器が一体となって織り成す、まさに和の芸術と言っても過言ではないでしょう。

朝食のTKG(卵かけごはん)も名物。アツアツの白飯に、大分県の赤い卵「蘭王」をかければ何杯でも食べられてしまいそう。もちろん卵も食べ放題です。忘れられない朝食のひと時でした。

女子旅にオススメしたい10の理由

鬼怒川温泉 山楽には、実は女性に支持される理由がたくさん潜んでいます。これから女子旅を企画しているYOLO GIRLSは必見です。

1 鬼怒川温泉駅から無料送迎あり
電車とバスを利用した女子旅を歓迎してくれるように、最寄り駅まで車で送迎してもらえます。

2 ウェルカムドリンクにはお抹茶
到着するやいなや、ロビーで鬼怒川の渓谷を眺めながらお抹茶でほっと一息。わざわざ金沢からお取り寄せしている落雁と共にいただきます。

3 お気に入りの浴衣や下駄をセレクト
彩り処 麗楽では、女性限定で浴衣や下駄を無料レンタルできます。ピンク、水色、黄色…色あざやかな羽織や可愛いらしい下駄・草履の数々。お気に入りの浴衣に着替えて、温泉街を散策するのも女子旅ならではの楽しみ方でしょう。

4 かわいい和柄の客室アメニティ
歯ブラシ、手ぬぐい、ヘアゴムなどが詰まった巾着は、着物の切れ端をリメイクした、自慢の和風アメニティ。旅の思い出に。

5 全室74㎡以上のプライベート空間
鬼怒川のせせらぎを近くに感じられる、リバービューの贅沢なお部屋。3~4人旅でも十分に寛げる広さです。畳で寝ることに慣れていない現代人も、このふかふかマットレスならきっとぐっすり寝られます。

6 シャンプーバー
大浴場にはジョンマスターオーガニック、ケラスターゼ、ロクシタン、ミキモトといった憧れのブランドシャンプーがズラリと並び、あれこれ試せます。

7 コスメバー
CHANEL、DIOR、ESTEE LAUDER…女性好みのハイブランドの化粧水やクリームまで大浴場にズラリ。憧れのスキンケアを贅沢に使えます。お風呂上がりに優雅な気分に浸れます。

8 ナノスチーマー
お風呂上がりの毛穴が開いている状態の肌にぜひ使いたいのがナノスチーマー。こちらも大浴場に設置されています。ハイブランドの化粧水がグングンと浸透していき、エステを体験しているような気分。

9 電動アシスト付きレンタサイクル
温泉旅館だけでなく、周辺観光も楽しめるのが鬼怒川の良いところ。鬼怒川に架かる鬼怒岩橋、滝見橋など数々の橋や、龍王峡、東照宮など、電動アシスト付き自転車ならどこまでも走って行けそう。

10 週末限定、人力車体験
人力車の無料体験ができるのも山楽の魅力。浴衣に着替えて人力車に乗りながら優雅に鬼怒川の温泉街を散策できます。何よりフォトジェニックで旅の思い出としては最高の体験。

 

日本屈指のパワースポット!45年ぶりの大改修を終えた新生日光東照宮

鬼怒川温泉を訪れたら日光東照宮を参拝せずして帰れず。

1999年、東照宮を含む二社一寺の建造物からなる「日光の社寺」が、日本で10番目の世界遺産として定められて以来、今も季節を問わず世界中から多くの観光客が足を運んでいます。日光東照宮の見どころといえば、江戸幕府を築いた徳川家康が祀られ、境内には8棟の国宝と34棟の重要文化財。そして、「眠り猫」や、「見ざる聞かざる言わざる」の三猿をはじめとする、平和を象徴したユニークな動物の彫刻でしょう。

45年ぶりの大修理を経て、しばらく目隠しされていた社寺建築が色彩鮮やかに蘇って姿を現したことでも話題になっています。

強力な龍穴(大地のエネルギーが漲る場所)の土地に、風水・陰陽道のあらゆる手法を駆使して運気の良い場所に造り上げられていることから、日本屈指の最強パワースポットとも言われています。世界遺産登録20周年を記念した御朱印など、期間限定イベントも開催されているようなので、この機会にぜひ日光東照宮を訪れてみてください。

■おすすめポイント
①特急で約2時間+鬼怒川温泉駅から無料送迎ありのアクセスの良さ
②世界文化遺産「日光東照宮」まで車やバスですぐ
③浴衣やコスメバーなど女子旅に嬉しいアイディアが満載

■施設詳細
名称:鬼怒川温泉 山楽
住所:〒321-2522 栃木県日光市鬼怒川温泉大原1060
URL:https://sanraku.premierhotel-group.com/kinugawa/home.html
アクセス:首都圏(新宿駅、池袋駅など)から特急スペーシアで約2時間。車で約2時間半。鬼怒川温泉駅より徒歩10分、無料送迎あり。
所要時間:約2時間半
宿泊料金:25,000円~(一泊二食付き、1名様につき)

テキスト・撮影:渡辺由布子

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