“かわいい”を探す山登りを提案! ちょっと変わった登山本
YOLO 編集部
- 2017年05月25日
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ストーリーのある「山登り」がしたい
登山は決断の連続。ルートや高度を知り、自分の体力を冷静に把握し、無理のないコースを決める。自分の足を動かして進んでいく。登り始めたら、気候や天候、今日の調子を見ながら休憩したり、ペースを考えたり。登山を始めてから、冷静な新しい自分を発見した人も多いのでは?
一方で本当にいろいろな楽しみ方があるのも事実。山ご飯を楽しみに登るのもいいし、景色や植物、動物に会うためにでもいい。もちろん仲間と一緒に登りたいも素敵です。
女子はみんなストーリーが大好き。登山にだって素敵なストーリーを求めたい! そんなあなたにご提案。今しか体験できない季節や“かわいい、素敵”を探しに山に行ってみませんか? そんな山登りを後押ししてくれる本を2冊、ご紹介します。
“乙女”の山登りをサポートする案内本
『乙女の山登り 春夏秋冬 季節ごとに楽しむ山案内』(Hutte編集部/山と渓谷社)
松尾たいこさんのイラストの表紙がガーリーで、ふんわりした山登りの手引書かと思いきや、中身はなかなかに骨太。春は日帰り、夏・秋は山小屋にテント泊。そして冬はお正月の雪山! 淡々と綴られる内容に引き込まれます。コースガイドもついているので、同じコースを登ってみたい! も叶います。もちろん「かわいい」も忘れていません。パン屋さんに喫茶店、気になるアルプスの見える城下町である「松本案内」も! とても気になったのが北アルプスにある「銀座」と呼ばれている場所「アルプス銀座」のページ。普通のコースガイドでは知ることのできない、山登りをする人ならではのエピソードを教えてくれます。
「ときめき」を集めて私だけの楽しみを見つけよう!
『ときめくヤマノボリ図鑑』(池田菜津美・文、西田省三・写真/山と渓谷社)
日本の山とは? から始まり、山で見ることのできる景色や動物、植物から山の本まで「ときめき」を感じることのできる「ヤマノボリ」のあれこれを教えてくれる1冊。特におもしろかったのが「日本百名山」「花の百名山」のリストが掲載されているところ。「百名山」がどうやって選ばれたのかもわかります。知らずにすでに登っていた山もあったりして嬉しくなりました。沢登りやアイスクライミングなど、登山の別の顔も見せてくれるページもあり。きっとそれぞれの「ときめき」が見つかる一冊です。
ライター:幸 雅子
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