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TOKYO SPEED GIRL R vol.2/新しいトビラを開いて

女性ランニングチーム「TOKYO SPEED GIRL R」をフィーチャーしている連載企画。前回は、チームの活動についてプロデューサーの砂田さんにお話を伺いました。今回からは、4人のメンバーをクローズアップ。最初に紹介するのは、チームリーダーの佐々木智香子さん。仕事と家庭、そしてランの3つを軸に充実した日々を送る彼女は、走ることを通して、内側の大きな変化を感じたと言います。

「私の周囲は、個性豊かな人が多くて、みんな好きなことに夢中になっているんです。そんな人達に触発され、私も何かに真剣に打ち込みたくてランニングを始めてみたんです。当初の目標はマラソン完走。それが自信や、個性にもつながるんじゃないかって。

こんな風に、目標に向かって何かに取り組むことって大人になるとなかなかないじゃないですか。だからすごく新鮮な感覚で、どんどん走ることにハマっていきました。そんな矢先、仲間から『フルマラソン3時間半切りを狙ってみたら?』と言われたことがきっかけで、今度は記録を狙うようになったんです。

記録と向き合いながら真剣になればなるほど、走ることがさらに楽しくなっていきました。食事のことや、コンディションのことにまで意識が向かうようになり、これまで以上に自分の変化を実感できるようになったからだと思います。

例えば、美しさに対する視点がガラリと変わりましたね。それまでは流行のファッションや、コスメばかりを気にして、表面的な美を求めていたように思います。でも、本当の美しさは内側から作られるものだということが、腑に落ちたと言うか。いつも明るい気持ちでいることや体が元気で健康であることが、すごく大切なんだなって。
そんな風に思えるようになってからは、年齢を重ねることもポジティブに捉えられるようになった気がします。今は、どんな変化でも楽しんでいける、心の大きな女性になることも目標です。

真剣に記録を狙い始めてからは、ウエアやシューズの選び方も変わりましたね。走り始めたばかりのころは、機能よりも、どこかデザインや見た目ばかりを気にしていましたが、今ではシューズは機能を最優先し、慎重に選ぶようになりました。トレーニングで使用しているHOKA ONE ONEの「TRACER(トレーサー)」(17,000円)は、足を包み込むように、ぴったりフィットして、着地衝撃から守ってくれるところが気に入って、活用するようになりました。走り込むようになってから、足裏に痛みを感じることも多くなりましたが、このシューズだとまったく気にならない。その点も手放せない理由の一つ。これからも、トレーサーとともに、新たな目標に向かって、走り続けたいです」

念願のフルマラソン3時間半切りを達成し、今は各地で開催されるウルトラマラソンに夢中の佐々木さん。6月25日に開催された「サロマ湖100kmウルトラマラソン」では、なんと10時間切りでゴール。走ることを通して、どんどん自信がつき、仕事にも張り合いが出てきたとか。そんな彼女を誰よりも応援してくれるのが高校2年生の息子さんと、ご主人だと言います。何かに真剣に打ち込み、日々をポジティブに送る。それだけで、女性は格段と美しくなるもの。身近な人が、そんな風にイキイキとしてきたら、応援したくなるのも納得です。女性の美しい変化は、家族をも幸せにするパワーが秘められているのかもしれません。

HOKA ONE ONE Webサイト
https://www.hokaoneone.jp/

【佐々木智香子さん】
「TOKYO SPEED GIRL R」チームリーダー。ランニング歴は5年。6月末に開催されたウルトラマラソン「サロマ湖100kmウルトラマラソン」では、10時間切りを達成。家庭と仕事、走ること、この3つのバランスを取りながら、かつ結果を出すことに一番の生きがいを感じている。

 

撮影:依田裕章 ライター:染矢真帆

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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