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【思春期の性の悩み】カウンセラーが教える、「ネガティブ女子」を男子はこう見ている

「かわいい」か「うっとーしー」か

「あー、こんな自分ダメ。キライ〜」って思うことって、ありますよね。仕事のこと、恋愛のこと、友達のこと、お金のこと…。そんな落ち込んだネガティブな姿は、男子にとってどんな風に見えているのでしょうか?案外「かわいい!」って思ってくれているかも?それとも、「うっとーしー」なんてドン引き?男子は、ネガティブ女子をどう見ているのでしょうか?【思春期の性の悩み】カウンセラーの柳田正芳さんが答えます。

弱ってる女子好きなのは「ヒーロー願望」男子

少し暗い感じがかわいいと、ネガティブな女子を好きな男子も、弱っている女子を好きな男子もいますが、その「好き・かわいい」と思う気持ちの背景にあるのは、実は「自分がいないとこの子は生きていけないな」というヒーロー願望です。

それだけ聞くと、かっこよさそうですが、この種のヒーロー願望は(本人に自覚があるかは別として)、相手=あなたを支配して「自分の言う通りにやっていれば君は大丈夫だから」という、言いなりの構造を作りやすいタイプなんです。

もちろん、全部の男性がそうとは言いませんが、ネガティブでいる間は、そういう男性に当たるリスクは高くなります。

魅力的な男性は自分に似た人を好む

前提として、魅力的な男子は、ほどほどにエネルギーがあって前向きなことが多いものです。だから、そういう男子は、ネガティブな女子に対して元気になってほしいと心配をすることはあっても、恋愛に発展することはあんまりないですね。

これまでの経験上、エネルギッシュで魅力的な男子と相性がよかったり、カップルになるのは、やっぱり健康的でよく笑う、元気な人だったりします。要するに、本人とどこか共通点のある人です。

だから、魅力的な男子と結ばれたいと思うなら、自分もそれと同じくらい魅力的なエネルギーを放つことが早道です。

とはいえ、ネガティブでいたりすることは悪いことではありません。ネガティブかどうかは単純に在り方の問題でしかないし、人生のある時期において、ネガティブであることが必要なこともあります。そして、そういう波長の時にはそういう波長の人達とのご縁があって、それなりにちゃんと人生が回るものです。

それが嫌なら、そこにとどまりすぎないように、自分を観ていけばいいでしょう。

男子に好かれる「在り方」

では、結局、男子はどんな「女子の在り方」が気になるのでしょう。

これ、もう自分目線で考えるしかありません。自分で切り拓いていかないといけないのが人生で、切り拓くためには人の目で判断するのではなく、自分。男子が考える「女子の在り方」なんて気にしていてはいけません。そういう発想が、「ヒーロー願望男子」につかまってしまうからです。この「ヒーロー願望男子」は、行きすぎると「DV男子」になってしまう可能性があるので、気をつけたいのです。

自分らしく「在る」ためには、「自分にはこれができる!」というものを、一つか二つ持てるようになりたいものです。この自信というものは、「どれだけやり込んだか」「結果を出したか」「結果をほめてもらえたか」で身についていきます。そして、その準備ができた人は、周りから「すごいね」と言われるようになる。その「すごいね」などのほめ言葉を言われることで、どんどん「自分はダメだ」が「私はすごい」に変わっていくのです。

ほめられたら素直に受け取る

最近は叱られることに慣れていないことが話題になりますが、ほめられることも多くはないですよね。だから、どうしたらいいか、わからないのではないでしょうか。ほめてもらうことを受け取るのは難しいですが、ほめてもらえたら素直に受け取ってください。

受け取っているうちに「私はすごいかもしれない」と思えてきて、自信がつき、見違えるように魅力的になっていきます。

人間は、本来「与える」より「受け取る」ほうが好きな生き物です。それなのに、あなたに「すごいね」と賛辞をくれたりする相手の好意を素直に受け取ると、相手もとっても喜んでくれます。

自分がしたことを相手が喜んでくれることは、誰しもうれしいんです。ほめられた言葉を受け取るだけで、相手もうれしく優しい気持ちになります。この循環って、すごく魅力的なことじゃないですか?

「ネガティブ女子」の話から「ほめる」ことまで話題が流れてきましたが、あなたがどういう「在り方」でいたいのかは、とても大切な人生の問いなのです。

 

 

ライター:三上あずさ
監修:柳田正芳
1983年生まれ。中央大学卒業(専攻は社会学)。性に関する世界最大の研究者組織「世界性の健康学会」の公式委員会YOUTH INITIATIVEのメンバー。思春期若者世代の性の悩み相談・悩み解決に携わる。その他、「両親学級」で講師をつとめたり、大人の性の相談を受けるなど、民間活動から行政の依頼事業まで幅広く活動

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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