“相撲大好き・庵”の占いエッセイ【いじめ、パワハラについて考える】
YOLO 編集部
- 2018年09月08日
後輩を鍛える“かわいがり”はパワハラ?
こんにちは、スピリチュアルカウンセラー・庵です。最近はスポーツ界のパワハラが話題になることが多いですが、東京オリンピックを前にとても気になりますよね。普段、私のところにも、パワハラを受けていると相談にいらっしゃる方は後を絶ちません。今回は、パワハラに関して考えてみたいと思います。
私は趣味が多いのですが、数ある趣味の中で突出しているのが相撲です。相撲は日本の国技で伝統文化なので、後世に受け継いでいきたい日本の美しい精神をたくさん発見できます。しかし、時には心が張り裂けてしまうほど残念な出来事にも遭遇します。
相撲には「かわいがり」という習慣があります。「かわいがり」とは、技術の向上、強い心を育てるために、上位力士が下位力士に厳しい稽古をつけて鍛えること。人としての躾にも通じるとも言われています。
“かわいがられた”力士が、期待をかけて鍛えてくれて「ごっちゃんです」と思える「かわいがり」が本来のあり方なのですが、「かわいがり」とうたって、実はいじめ、パワハラで暴行にも及んだ出来事を耳にしたことがあります。心が痛くなりました。どんなに荒稽古だったとしても、いじめ、パワハラは言語道断ですよね。ましてや暴行に及ぶとは…。悲しいし、怖いです。
パワハラを事前に阻止するには?
前述しましたが、パワハラに悩み、占いに訪れる方は本当に多いのです。相談者をパワハラから救う方法やパワハラを事前に阻止するにはどうしたらいいのか考えるのも、私達占い師の課題なのではないかと思う、このごろです。
パワハラを受けてしまったと感じたら…。勇気がいることですが、自分の正当性を主張する必要があると思います。論理的に考えて、自分は正当であるのを証明するわけですから、客観的、かつ冷静な目線で自分を見つめる必要がありますよね。そうしてからパワハラをする相手に冷静に立ち向かえばいい!
でも、難しいですよね。それならば、公正な目線を持ち、信頼の置ける上の立場の人に、解決に向けた協力を頼むのも、一つの方法でしょう。それ以前に、先輩も後輩も関係なく、ものの道理を再確認すること、思いやりの心を持つことが必要なのではないかと思います。あとは感情的にならないこと。
パワハラを受けたとおっしゃる方の中に、オドオドした感じ、ビクビクした感じの方が結構いらっしゃるのが気になります。パワハラがひどくて、そのようになってしまったのか、もともとそういう方なのか…。
一つ言えるのは、その雰囲気を変えると、だいぶ風向きも変わるということ。カードなどを引いて、どんな導きが出てきたとしても、大切なのは自分の心の持ち方です。まずは、今より毅然とした態度を取る勇気を、自分の中に持ってみてください。
庵プロフィール
占い研究家の肩書きでさまざまな占いを学ぶ。タロットカード占い、ハワイアンタロット占い、手相、観相学なで、イベント、対面、電話鑑定など多方面で活躍中。ブログでは、癒し系の小説も連載する。スピリチュアルカウンセラー育代オフィス所属 https://www.ikuyo.co.jp
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