運動不足に飲み会…太りやすい季節は、“ゆる糖質オフスープ”で乗り切る!
YOLO 編集部
- 2018年12月25日
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気温が低い冬は、本来太りにくいはずなのに…
冬は厚着で体のラインを隠せるせいか、おいしいものがたくさん出回るせいか、はたまた飲み会や外食の機会が増えるせいか…気がつくと、セーターの下でお腹の脂肪がぽよよん。
本来、気温が低くなる冬は体が熱を生み出すために代謝を上げ、痩せやすい季節です。しかし、暖房が利いた部屋でぬくぬく過ごし、運動をする機会が減ってしまうと、せっかくの痩せるチャンスは台なし…。太りやすい季節となってしまうのです。
さて、どうしましょう?とはいえ、年末年始のおつき合いで飲み会は避けられないし、何かとあわただしくてトレーニングをする回数はどうしても減ってしまいがち…。そんな時は、食事をコントロールして帳尻を合わせるしかありませんよね!
太る原因は、やっぱり食事にある!
食べすぎないように気をつけているつもりでも、なぜか冬になると太ってしまう…。その原因は「栄養不足」と「糖と脂質の摂りすぎ」かもしれません。栄養不足というのはカロリー不足ではなく、代謝に必要な栄養素が不足している状態。特に栄養をエネルギーに変えたり、体内でタンパク質の合成に欠かせないビタミンB群が不足していると、太りやすくなったり、疲れやすくなることも。
忙しくて、おにぎりオンリー、菓子パンオンリーの食事が続くような時も要注意です。代謝に必要なビタミン、ミネラルが不足するだけでなく、糖質に偏った食事では血糖値が上がりやすくなり、糖が脂肪に変換されて太りやすくなるのです。どんなに忙しくても、栄養はバランスよく摂ることが大事!なのです。
オススメは、〝ゆる糖質オフスープ〟
じゃあ、何を食べればいいの?その答えは、主食をカットしても満足できる〝ゆる糖質オフスープ〟!スープなら材料を切ったらあとは鍋まかせ。多めに作っておけば、2~3日食べることができるので、忙しくても大丈夫。残業で遅い時間に帰宅したときも、温め直すだけでOKです。
ポイントは食材選びと具の大きさ。オススメ食材はカリフラワーと鶏肉。カリフラワーは代謝に必要なビタミンB6をバランスよく含み、ビタミンCもたっぷり!加熱によって多少失われますが、スープなら溶け出した栄養も無駄なく摂れるので神経質にならなくても大丈夫です。鶏肉は大事なタンパク源であるだけでなく、脂肪燃焼を促すナイアシンも多く含んでいるので、ダイエットにはぴったり。
カリフラワーも鶏肉も、大きめにカットするのがポイント。特に煮込むと食感が軟らかくなるので、具を大きくすることで食べ応えをキープ!主食なしでも満足感をしっかり得られます。どうしても主食がほしい…という場合は、スライスしたバケットを1枚プラス。バケットはスライスして冷凍しておけば、少しもの足りない時に役立ちます。
【主食なしでも満足感◎ゆる糖質オフレシピ】
カリフラワーとチキンとお豆のミルクスープ
材料(2~3人分)
鶏モモ肉またはムネ肉…1/2枚(約200g)
カリフラワー…1/4個(約200g)
ニンニク…1片
オリーブオイル…小さじ1
ミックスビーンズ…50g
牛乳…500ml
塩…小さじ1/2
黒コショウ…適量
1:鶏肉、カリフラワーは大きめに切り、塩少々(分量外)を振る。ニンニクは包丁の腹で押さえてつぶし、粗く刻む。
2:鍋にオリーブオイル、ニンニクを入れて中火にかけ、鶏肉を入れてサッと炒めたら、カリフラワー、ミックスビーンズ、牛乳を加え、沸騰してきたら弱火にして10~15分ほど煮る。塩で味を調え、食べるときにコショウを振る。
鶏肉は、体を温める働きもあるので、冷えに悩んでいる人にもぴったり。ミックスビーンズは煮込んでも食感がしっかり残るので、満足感アップに役立ちます。2日目はカレー粉を加えたり、トマト缶を加えて味をアレンジするのもオススメですよ!
撮影:野口祐一
ライター:藤岡操(栄養士)/編集者、フードコーディネーター、栄養士。雑誌、書籍、広告で、ダイエット、健康関係の企画、レシピ開発をするの他、暮らしにまつわる企画を担当。さいたま市浦和在住。
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