3種目すべてで「楽しさ」「ワクワク」が上回る!一生に一度は出るべきホノルルトライアスロン2019レポート
YOLO 編集部
- 2019年06月17日
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トライアスロンに興味がある人は、すぐ挑戦するべき!
日頃からトレーニングやヨガ、ランニングやロードバイクなど、アクティブに体を動かしていると、「今年はフルマラソンに挑戦したい」「トレランに興味があって」など、未経験のスポーツにチャレンジしたくなる人も多いのではないでしょうか。なかでもよく聞くのが、実は「トライアスロンに出てみたい」という声。
スイム、バイク、ランの3種目を連続して行うトライアスロンは、かつては「鉄人レース」とも呼ばれ、ストイックなイメージもありますが、多くのスポーツ女子達にとって「いつか挑戦したい」憧れのスポーツでもあるのです。
ならば、いつか…と言わず、すぐやってみよう!と、YOLO編集部は喜んで力いっぱい皆さんの背中を押しちゃいます!
なぜなら、トレ女、スポ女の皆さんは、すでにトライアスロンを完走するだけの体力と気力を持っているから。運動を頑張ってきて、体力や脚力に自信がついて「いまの私ならチャレンジできるかも」と感じているなら、自分を信じて正解です。
とは言っても、「泳ぎに自信がないから、海でのスイムはやっぱり不安」「3種目もあるから、どう練習すればいいかわからない」など、なかなか一歩を踏み出せない人もいますよね。そんなビギナーでもトライアスロンの楽しさや素晴らしさを存分に味わえる大会があります。それが「ホノルルトライアスロン(通称:ホノトラ)」です。
今年も、YOLO編集部はホノトラに参戦してきました!(去年のレースの様子はこちら!)そしてレース後に思ったのは、なんと鮮やかで、楽しく、充実感のある大会なんだろう!ということ。
主催するアスロニアの白戸太朗代表も「ホノトラはお祭りだから!他のレースとは全然違うんです。レースに出た人はみんなそう言いますね」と、ホノトラだけがもつ特別な高揚感をそう表現します。そんなトライアスロンの魅力満載のレースの様子を、たっぷりレポートします!
夜明け前のアラ・モアナ・ビーチ・パークでスイムスタート
ホノトラのレース会場となるのは、アラモアナセンターからも程近いアラ・モアナ・ビーチ・パーク。スタート前にロードバイクを自走で持ち込み、各自セッティングをしてスタートに備えます。6時の号砲に間に合うように5時には会場入りすると、トランジットエリアにはすでに大勢の選手たちが行き交い、レース前独特の緊張感と興奮が充満していました。
YOLO取材班では、去年トライアスロンを始め、今回で4レース目というモデルの平良エレアさんに密着!ハワイ入りしてからロードバイクやスイムの練習などもしっかりやっていたそうで「スイムが少し苦手なのでいつも緊張するんですが、今回は緊張感がありつつリラックスして臨めたのはよかったです。ホテルから準備して、仲間と一緒に会場入りするプロセスも楽しかったですね」と、ホノトラならではの雰囲気を楽しみながらスタートを迎えられたようです。
さぁ、いよいよ6時!エリート選手、年代別に男子、女子と5分おきにスタートしていきます。ビーチは無風で穏やか。絶好のコンディションの中、ホノルルトライアスロンが幕を開けました!
スイムが苦手な人にとって、海で1.5km泳ぐのはやはりプレッシャーを感じるものです。実は筆者もスイムが苦手なトライアスリートの一人。レースでは1種目のスイムが最大の難関です。ところが、今回のホノトラでは泳ぎはじめて中間地点を過ぎたあたりから、クロールのたびに朝陽に照らされてキラキラと輝く水しぶきがあまりに美しくて、そんな光景を楽しんでいたらあっという間にスイムが終了!苦手なはずなのに「楽しい!もっと泳いでいたい」と思うほどしっかり泳ぎきることができたのです。
平良さんも「折り返したあと、朝陽が逆光になるので正面が見えづらいんですが、ヤシの木を目印にして泳ぎました。そういうのもハワイらしくて良かったですね」と、順調にスイムを終えて、得意のバイクパートへ移ります!
バイクコースでは、ローカルなハワイの魅力を堪能!
2種目バイクパートは、アラ・モアナ・ビーチ・パークからダウンタウンへ向かい、ニミッツハイウェイを2往復したあと、ラグーンドライブに寄ってからマジックアイランドへと戻ってくる40kmのコース。
まだ朝の7時過ぎだというのに気温はぐんぐんと上昇。暑さと闘いながらひたすら車道を疾走します。一方で、リゾート感あふれるアラ・モアナエリアを離れると、ガラリと一変する車上からの眺めも見どころ。ローカルなハイウェイやニミッツエアポート、そして遠くにダイヤモンドヘッドを望む絶景のラグーンドライブなど、普通のハワイ旅では目にすることのない、素朴でありのままのハワイを楽しめるのも、ホノトラの醍醐味の一つです。
3種目のうちバイクが最も得意だと言う平良さん。「バイクは調子よかったですね!いっぱい抜いたし(笑)、景色も楽しめました」。移り変わる景色を堪能していると、40kmもあっという間。レースはいよいよ最終パートのランへと入ります。
ランコースを取り巻く緑や風や小鳥達が「あと少し!」という選手の気持ちを後押し
ランコースは、マジックアイランドを含むアラ・モアナ・ビーチ・パークの外周をぐるりと走る10km。1.5kmのスイム、40kmのバイクを走り切り、選手達は最後の力を振り絞ってゴールを目指します。普段は犬の散歩やランニングを楽しむ人も多いのどかなパーク内は舗道が整理されていて走りやすく、選手の疲労感とは対照的に、ガジュマルやヤシの木が風になびいて木陰を揺らしたり、かわいい小鳥達が舗道をちょんちょん歩いていたりと、南国らしい幸福感に包まれたロケーション。そんな優しい光景にも元気づけられ、フィニッシュテープを切る選手達は本当にいい笑顔!
「日本でもこんなロケーションでレースしたいなぁなんて思いながら、最後のランもずっと笑顔で走っていた気がします。日本ではペース走の練習をしていたので、疲労のある中でもしっかり走れている感覚があって、自信がつきましたね」と、平良さんも4度目のトライアスロンを終えて、充実感いっぱいの表情を見せてくれました。
トライアスロンの素晴らしさを全身で味わえる極上レース!
ホノルルトライアスロンは、トライアスロンのタフなイメージをガラリと変えるスペシャルなレース。3種目を通して味わうのは、不安や競争や疲労感ではなく、ハワイの太陽のもと、海も空も、流れる街々や優しい風景も、全身で楽しみ、味わいながら、何も考えずにレースに没頭できる充実感と幸福感。これを味わったら、トライアスロンはもうやめられないかもしれません。
制限時間がなく、トライアスロンをはじめたばかりの人でも安心して参加できるのも大きな魅力。「いつか挑戦したい」と思っている人は、デビュー戦にもおすすめです。経験者ならば、「トライアスリートでよかった!」と心から思うはず。人生で一度は、そんな忘れられない最良のレースを体験してみたいと思いませんか?ホノトラは、その期待に200%応えてくれます。
来年の開催は2020年5月10日(日)
オリンピックイヤーに最高のロケーションでトライアスロンデビューを!
■問い合わせ
アスロニア
https://athlonia.com/
ホノルルトライアスロン公式サイト
https://www.honolulutriathlon.jp/
撮影:YASI SAKAI
ライター:酒井あやこ
- Brand :
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