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カリフォルニアのお隣、世界一美味しいラスベガスに潜入!

YOLO(YOU ONLY LIVE ONCE)なマインド発祥の地? カリフォルニア。アメリカの西海岸の気持ちいい海と波風が漂うエリアから、東へ。広大な宇宙のようなデス・バレー砂漠を越えると信じられないような未来都市が現れます。それこそラスベガス!

ストリップと呼ばれるメインストリートには、巨大なハイテクのモニターが立ち並び、鮮やかな広告映像が流れ続けるます。近未来を超えて、まさに未来的なその街並みには、圧倒され、ちょっとだけ、腹をくくることに。

「楽しむしかない!」ってね。

ラスベガスの魅力は、たくさんあるけれど、まずはやっぱりその食事の満たされ度が半端ないってところ。全米の美味しいものはもちろん、世界の魅力的な街を再現し、ラスベガス中心地に内包している街づくりだけに、世界の美味しいが集まっています。
今回は、YOLO編集部お気に入りのレストランをフィーチャー!

Sixth + mill Ristorante Pizzeria & Bar
https://www.venetian.com/restaurants/sixth-and-mill.html

Photo: The Venetian Las Vegas

2019年の秋にオープンしたばかりのレストランは、南イタリアがコンセプト。このレストランは「THE VENETIAN RESORT」のホテル『The Pallazo』内の水の都ベネツィアのサン・マルコ広場を再現した空間にあります。

イタリアの食の魅力ががっつり詰まった南地方の料理が楽しめるこのレストランでは、大家族が休日に訪れる感じで、大人数で押しかけて、スモールプレートの逸品から、フリッター、サラダ、そして窯焼きのピッツァ、パスタに肉&魚料理とイタリア尽くしでオーダーしたい!

味が濃く、水気の少ないイタリアのミニトマト。この宝石のような赤い実は、太陽と大地の豊かさをふんだんに蓄え、ほど良い酸味と深い甘みが特徴。ついトマトベースのピッツァとパスタを二つも頼んでしまうほど(笑)。

しかし、たくさんの料理を食べてもその味のメリハリと違いは、さすがです。
樽の香りが効いたシャルドネをいただき、フルボディの上品な赤ワインへと流れていく。この流れ、誰も止められない幸せ♡

 

Truth & Tonic
https://www.venetian.com/restaurants/truth-and-tonic.html

「THE VENETIAN RESORT」のホテル内にあるウェルネス施設に隣接したヘルスコンシャスなコスモポリタンを受け入れるブレックファースト&ランチのレストラン。食材はすべてオーガニックやナチュラルなものばかりを使用しています。ヴィーガン、グルテンフリー、そんなあなたも、食材のクオリティ、テイスト、そしてボリュームまで満足できるはずなんです。
トレーニングやヨガの後に、体に嬉しい、体が喜ぶランチ。
アボカドたっぷりのトースト、ひよこ豆たっぷりのフムス、オーガニックオートミール、チキンケバブ。どれもオーガニックサラダがたっぷり付く。
さらには最近では日本でも見かけるようになったコンブチャも!

Photo: The Venetian Las Vegas

日本にもこんなカフェがたくさんあったらいいのにと思ってしまうのは、仕方ないですよね。どれを選んでも美味しく、ヘルシーなものしか出てこない。
そういった安心感と満足感に、ラスベガスのヘルスコンシャスのレベルの高さを感じざるにはいられない!

 

Costa di Mare at Wynn Las Vegas
https://www.wynnlasvegas.com/dining/fine-dining/costa-di-mare

『Wynn Las Vegas』は、ここしか泊まらないって人がいるほど、美しく、ホスピタリティに溢れたホテル。セレブリティ愛用でもあるこのホテルを代表するレストラン『Costa di Mare』のビュッフェスタイルのランチのクオリティに舌を打つ。この日は特別な営業だったが、普段は夜のみのオープン。地中海から取り寄せるシーフードが素晴らしいレストランです!

ディズニーランドのような心踊る階段を下ると、生バンドがお出迎えしてくれます。

料理人にオーダーして、目の前で作ってくれる、ふわとろなオムレツや、パンケーキなど、テンションはかなり上昇気味に。

中庭には水に浮かべられたボールのオブジェのインスタレーションアートがあり、光溢れる美術館のような空間でゆっくりと食事を堪能できるのが、非日常感をさらに高めてくれるんです。

 

Gordon Ramsay’s steak house at Paris Las Vegas
https://www.caesars.com/paris-las-vegas/restaurants/gordon-ramsay-steak#.XcTxbkX7QWo

2019年の11月にオープンしたばかりのステーキレストランは、イギリス出身の三つ星シェフである、ゴードン・ラムゼイ氏が手掛けるもの。

ステーキで取り扱うお肉の種類は豊富。オススメの各部位について、丁寧に説明をしてくれる。食べたいもの、食べたい味を探ってくれるのが、嬉しいんです。
中でも、日本産のA5クラスの和牛のほか、米国産のWagyuは、脂のバランスが程よく、赤身のお肉のワイルドさと脂身の甘みの上質さがマーベラス!
そしてそして、ラスベガスという砂漠の真ん中でも、妥協なき、フレッシュなシーフードメニューに思わず笑みがこぼれます。

真っ黒のタコが氷を持ち上げたようなアーティスティックな氷のお皿の上に、
大きなカキ、新鮮なカニ、ぷりっぷりのエビが並べられていました。どこまでも食をエンターテイメントする氏の粋さを感じること間違いなし。
さまざまなスパイスを用いられた、創造性あふれるソースを好みでつけていただく。

ヴィーガンメニューのメリハリのある味つけも、クリエイティブな食事を追求するレストランならではクオリティに満足度はピークに。口に運ぶ度に、脳が美味しい!とサインを送り、胃袋が足りない!と嘆いていました!

ワイルドなお肉に、シーフード、そしてベジタブル。どれもがグラスに入った白や赤ワインによく合う。もう最高。デザートは、確実に別腹へと運んでくれて、きちんと完食。

中でもオレンジソースがかかったイギリスのスイーツ「Sticky Toffee Pudding」の口の中で甘みが膨らみながら、溶けていく感覚には心を掴まれましたよ。巨匠ゴードン・ラムゼイ氏の世界観を堪能あれ。

 

Sadelle’s
https://bellagio.mgmresorts.com/en/restaurants/sadelles.html

NYで話題のレストランはラスベガスでも大人気。ベジタリアンやヴィーガン、そしてグルテンフリーを好む人達にも、大満足のフードを提供してくれるこのお店の看板メニューは、タワー状に連なった異なるテイストのベーグルと、大皿に盛られたサーモン、ツナ、トマト、キュウリ、ケーパーが3段に重なった『Sadelle’s
 Tower』。

ずっしり&しっとりのベーグルの美味しさに、シーフードとベジタブルを挟むと、アメリカでしか味わえない味と時間が訪れます。

 

Rivea at Delano
https://delanolasvegas.mgmresorts.com/en/restaurants/rivea.html

エレベーターがすーっと上昇し始めたら、さらなる非日常の始まり。ラスベガスの夜景を一望できるフレンチレストラン『Rivea at Delano 』はこれ以上ない、光宿る街の美しさと食事を提供してくれます。

誰かの思い描いた街が、実際に現実になっているんだと、人間の想像力に感動。

たくさんオーダーしたメニューの一つひとつから、遊び心と、おもてなしの心を感じました。どんなに美しい夜景を見られるレストランだったとしても、メインの料理が残念であったら、それで夢は覚めてしまう。しかし、夢は覚めない。さらに最高のホスピタリティに包まれ、さらに夢の奥へ。

日本では決して食べたことのない豆腐を揚げたような前菜は、無重力感覚の食べ物。さくっ、ふわっ。食感という感覚が、喜ぶ。いくらでも食べられてしまう逸品。

スズキのマリネは、表面の香ばしさとカリッとした食感、フレンチならではの絶妙に酸味が効いたソースが絡む。

欲張ってオーダーした18ozのアンガス牛の骨つきのリブアイ。網状の焼き跡がデザインかのように入ったこのリアアイが出てきた時の衝撃は忘れられない。18ozが何gかわからず頼んでしまったことに気づき、すぐさま調べた。1oz=およそ8.3g。ゆえに、18oz=約510g!!!しかも、お肉は柔らかく、程よく脂身がある。このお肉の美味しさを伝える言葉は持っていないから、違う形で伝えると、このリブアイの写真をi-Phoneの待ち受け画面にするほど、自分史に残る感動食でした。

 

ラスベガスのレストランをひと言で表現することはもちろんできないけど、ただ言えることは、人の心と5感、そして胃袋を喜ばそうと、研究され尽くした美味しさと、楽しさが、どこのレストランにも存在するってこと。
食べる楽しみ、そこから笑顔が自然に生まれて、人生が色づく。
そんな、大切なことを思い出させてくれたラスベガスのレストランでした。

ラスベガスの食を堪能するだけでも、ここに行く価値はあるけど、
もっともっと、究極の非日常がここにある。

次回は、「Las Vegas Rock ‘n’ Roll Marathon」です。

取材協力:ラスベガス観光局
https://www.visitlasvegas.com/ja/
https://www.youtube.com/user/lasvegas.

文・写真=橋村伸也

Profile
はしむらのぶや。1975年生まれ。『YOLO』のサイトと雑誌の元統括編集長。2004年に、日本で初めてのヨガ雑誌「Yogini(ヨギーニ)」を創刊企画し、現在も編集長を務める。株式会社Lotus8代表。英国留学後、バックパッカーとしても世界40カ国以上を旅し、帰国後、雑誌編集者になるために出版の道へ。出版社勤務を経て独立。’05年、東京・東日本橋に『Studio+Lotus8』を設立。本誌創刊時より企画編集の中心で指揮。ヨガ、フィットネス、トレーニング、禅、スピリチュアル、自然療法、オーガニックなどを専門とし、スポーツにおけるファッションやアパレル、グッズなどにも精通。

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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