恐怖!ビジネス手土産の失敗談6選
YOLO 編集部
- 2020年03月14日
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自分事だと思ったら(恐)!
普段からよく手土産を持っていく習慣のある人ならともかく、久々に手土産でも持っていこうかな。なんて時は要注意! 相手のためにと思って用意した自慢の手土産も、タイミングが悪いと爆弾となってしまうことも……。約10年間、外資系企業にて、エグゼクティブを補佐する秘書を務めてきた能町光香さん監修の書籍『心を掴むビジネス手土産』(エイ出版社刊)より、失敗を未然に防ぐための、先人たちの失敗談をご紹介しちゃいます。
1.飛行機で帰らなきゃいけないのに……
「飛行機でいらっしゃった遠方のお客さま。大きいほうが見栄えがするからといって、重くてかさばるお菓子を差し上げてしまうと逆効果!手土産を持っての長距離移動は大変です。残念な記憶が、渡した人との思い出になるのは嫌ですよね。相手の方の予定もきちんと考えて渡さなければいけません」(40代・製造業会長秘書)
2.プライベートに踏み込み過ぎてしまって……
「初めて会う方や、まだそれほど親しくない方なら、事前に趣向を調べると良いでしょう。ただし、プライベートにちなんだお土産は、仕事と私生活を分けたい方が多い日本人には不快に思われる危険性も。関係性ができるまでは見極め期間として、仕事上でも開示している情報から手土産を探るのがベター」(能町光香)
3.ホテルの手土産
「有名ホテルで扱う品は一流で信頼も厚く、そこで買えば正解な場合が多いです。ただし、ホテル事業がグループ会社にある企業に、ライバルになるホテルの手土産を持って行くと……。ここなら安心という先入観は捨て、その都度、相手にふさわしい品を選ぶように気を付けています」(30代・サービス業社長秘書)
4.ピアスなど肌につけるもの
「プレゼントの定番のアクセサリー類ですが、これはビジネスでは微妙な場合も。身につける度にその人を思い出すので、仲のいい人ならうれしいけれど、仕事上でお付き合いしている人からのプレゼントにはちょっと重いかも。会う時は必ずつけたほうがいいのかなと、知らず知らず気遣われてしまいます」(能町光香)
5.異物混入に注意
間違いのない有名店のお菓子でも、時にはこんなことも……。「異物混入のニュースを把握しておらず、運悪く該当メーカーのお菓子を手土産に持って行ってしまいました……」(40代・製造業専務秘書)。普段からニュースを見ていても起こってしまうことも。他の人の声も取り入れて未然に防ぎましょう。
6.海外ゲストにお菓子はNG!
「外国の方へ、帰国の際にお菓子を渡すのは控えたほうが無難です。なぜなら、国によっては食べ物が持ち込めない場合があるから。もしどうしても召し上がっていただきたい特別なお菓子がある時は、国内のホテルで食べるためのものにするか、機内で食べられるようなものにしましょう」(30代・常務執行役員秘書)
他人事だから、笑っちゃうけど、自分のことだと思ったらゾッとしちゃいますよね。くれぐれも同じ過ちは繰り返さないように!
監修:エグゼクティブ秘書 能町光香
出典:『心を掴むビジネス手土産』
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