
インドの知恵を借りよう!スパイスの効果で花粉症に負けない体を作る

YOLO 編集部
- 2020年03月08日
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アーユルヴェーダを日本で実践する方法
美容と健康に興味があったり、特にヨガをしている人にはすっかりおなじみ、インドの伝統医療アーユルヴェーダ。でも、日本で暮らす私達は、どのように日常生活で取り入れればいいのでしょうか?
アーユルヴェーダでは、健康にいいこととは「その土地や病気の特徴と、反対のエネルギーを取ること」と考えます。日本で暮らすなら、やはり日本の気候や習慣に合わせた生活を送ることが望ましいということです。ところが現代を生きる私達は、生活の中で季節や時間帯を含む、さまざまなストレスや要因に影響を受け、バランスを崩してしまいます。
そこでオススメしたいのが、アーユルヴェーダの真骨頂でもある「スパイスの効果」を取り入れること。効力のあるスパイスや食材を有効に取り入れて、心と体のバランスを取りましょう!
季節の野菜を食べてスパイスで補うレシピ
まだまだ続く冬の季節。アーユルヴェーダではVata(「空」と「風」)の季節とされ、「乾燥」、「軽さ」、「冷たさ」に注意し、逆の性質を取る生活を送ることで心と体のバランスを取ります。甘味や油脂を適度に含む、温かい食事が理想です。
不規則な生活で消化力が落ち気味な人は、消化力を整え、体を温めるクミンやギー(インドの精製バター)を。神経やホルモンのバランスを整える、アーモンドミルクもオススメです。そして、春のアレルギーの原因ともなる「未消化物(アーマ)」をためない生活を心がけましょう。
◇クミンが香るレンコンとアーモンドミルクのポタージュ
【材料(二人前)】
レンコン(すりおろし)…200g
玉ネギ(粗みじん切り)…100g
アーモンドミルク…200g
水…100g
塩…適量(小さじ1/2程度)
クミン…小さじ1/2
ギー(なければ無塩バター)…5g
【作り方】
1:鍋にギーとクミンを入れて火にかけ、焦がさないようにクミンの香りを引き出す(弱火)。
2:香りが立ったら、玉ネギを入れよく炒める。
3:玉ネギがしんなりしてきたらレンコンを入れ、さらに炒める。
4:とろみが出てきたらアーモンドミルクと水を入れ、軽く煮込む。
ライター:幸雅子
出典;『Yogini』vol.68/「『インド』と『スリランカ』のアーユルヴェーダ」
監修:Kazuya(富岡和也)/Natural Lifestyle代表。栄養士、RYT認定ヨガインストラクター、アーユルヴェーダセラピスト、KIJ認定クシマクロビオティックフードコーディネーター。南インドの古典楽器Sarasvati veena(サラスワティ・ヴィーナ)の奏者でもある。ヨガインストラクター養成講座(RYT500/200)の講師、及び教材作成も務める。
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