いつまでも引きずっていない?自分の感情とうまくつき合う方法
YOLO 編集部
- 2020年03月26日
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あちこちに飛び回る頭の中
目の前のことが手につかない時、私達の頭の中ではいろいろな考えが飛び回っています。さっき会った人との会話、昨日仕事で失敗した時のこと、イライラした相手の態度、そんなさまざまな考えが飛び回り、その都度感情が引き起こされてしまいます。そんな風に思考が忙しくあちこちに動き回っていると、目の前のことにしっかり向き合えず、体はそこにいるのに意識はそこにはいない…なんてことに。強く動かされた感情に持っていかれ、振り回され続けてしまうのです。
自分がどこにいるか気づく
では、感情に振り回されてペースを乱されないようにするためには、どうしたらいいでしょうか?まず今自分がどこにいるのかを気づくところから始めてみましょう。目の前のものにしっかり向き合えているのか。そうではなく先ほどの相手との会話の中にいるのか。もしかしたら、これから起こる未来のことについて考えていることもあるでしょう。ハッと気づいた時に、自分の心がどこにいるのかを気づくと、こんなことを考えていたのか!とびっくりするかもしれません。
今に戻る練習をしてみよう
自分がどこにいるか気づいたら、今この瞬間に戻ってくる練習をしてみましょう。以下の方法で、振り回されていた意識が今に戻って来やすくなります。
1.深呼吸する
ゆっくりと深呼吸を何回か繰り返してみましょう。そして、その呼吸のようすをひたすら観察してみます。だんだんとあちこちに飛び回っていた意識が呼吸に落ち着いてきます。
2.数を数える
ゆっくりと1から数字を数えます。落ち着くまでいくつ数えてみてもOK!最初は時間がかかるかもしれませんが、少しずつ数える数も減っていきますよ。
3.体を動かしてそこに意識を向ける
手をグーパーするなど、どんな動きでもかまいません。ゆっくりと体を動かして、そこに意識を集中させます。うまく動かせているかどうかではなく、動きの過程を追っていくようなイメージでその瞬間に集中します。
今この瞬間に戻ることに慣れてきたら、自分を振り回していたさまざまな感情をそのまま受け止めてみましょう。「いい」や「悪い」の評価をせずに、ただの出来事として見つめるようなイメージです。それを繰り返していくことで、だんだんと今この瞬間に戻り、客観的に自分の感情を見つめることができるようになってきます。いろいろな感情がわき起こることは悪いことではありません。それらとうまくつき合う方法を身につけて、快適な毎日を過ごしてくださいね!
ライター:櫻井麻美(さくらいあさみ)
大学在学中に世界一周をし、卒業後は日本各地に住み込みで働きながら生活を送る。
既存の価値観の中で生き方を考えることに違和感を覚え、自分はどうやって生きるのか?何をして生きるのか?について考えはじめ、ヨーガにたどり着く。現在はたくさんの人が幸せでいられるためのヨーガを伝える活動をしている。
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