その冷え対策、逆効果かも!?「冷え」から体を守る3つの方法
YOLO 編集部
- 2020年03月28日
無駄に体を温めていない?
一年を通して体の冷えに悩まされている女性は多いはずです。体を温める食品をとる、厚着をする、体を動かすなど、さまざまな改善策を試しているのに症状が一向に改善されない…。でも、正しいと思って行っている改善策が逆効果であることも…。
そこで今回は、冷えを改善できる3つの習慣をご紹介しましょう。
つま先が冷たいからといって「靴下を履いて寝る」はNG
私たちの体温はおよそ36℃前後に調節されており、体温が上がると汗をかいて元の体温に戻そうとします。とくに足は季節を問わず、一日にコップ一杯もの汗をかいているといわれています。
就寝時も同様で、靴下を履いて寝ると足が温まりすぎてしまい、発汗量が増え、その汗が蒸発する時に足の熱を奪ってしまうため、足の冷えが悪化してしまいます。
そうはいっても、足が冷たすぎてよく眠れないという人におすすめなのがレッグウォーマーです。通気性を確保することで足の過剰な発汗を防ぎ、足から熱が奪われるのを防いでくれるので、足が冷たくて目が覚めてしまうといったことも防げます。
カイロで温めるのは「首」「手首」「足首」
寒い時に活躍するカイロ。ついつい冷たいと感じる場所に当てがちですが、それよりも「首」「手首」「足首」などの皮下脂肪が少なく太い動脈が通る場所に当てるのが効果的です。
これらの部位は外気の影響を受けやすく、外気温が下がると冷やされた血液が体中を巡って全身が一気に冷えてしまうのです。逆をいえば、これらの部位を温めれば、温かい血液が体中を巡り、全身を効率よく温めることができるということになります。
前腕とふくらはぎの筋肉をつける
冷えの根本原因は血行不良です。これを解消するには筋肉をつけることがもっとも効果的です。筋肉は収縮を繰り返すことでポンプがわりとなって心臓の働きをサポートしています。とくにふくらはぎの筋肉は、第二の心臓と呼ばれるほどです。
また、前腕の筋肉も血行改善をサポートするといわれています。そのため、手足の冷えが気になる人は、前腕とふくらはぎ付近の筋肉量を増やす筋トレを行うのがおすすめです。
出典:『不調を治す50の習慣』
著者:桜井智野風(桐蔭横浜大学大学院スポーツ科学研究科 教授・博士[運動生理学])
ライター:楠田圭子
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