他人にばかり与えっぱなし?自分への水やりを忘れずに
YOLO 編集部
- 2020年12月03日
誰かのために頑張る、誰かの役に立つために行動する、それはとても素晴らしいことですが、そればかりやり続けていて疲れ切ってしまうことはありませんか?他人に与えることだけを長く続けるのはとても大変です。誰かに何かを与えるためにも、自分への水やりを忘れずにやってみませんか。
自己犠牲の精神には要注意
困っている人や助けを求めている人に対して、何かをしてあげたいという気持ちはとても素晴らしいもの。実際に行動することにも、大きな意味があることでしょう。ですが、自分を犠牲にしてまで相手に何かを捧げるということに関しては、少し注意が必要です。
パートナーや友達のためと思って何かをすればするほど、見返りを求めてしまうこともあるかもしれません。ですが、それは必ずしも返ってくるとは限りません。自分はこんなにやっているのにどうして、と感じることも増えてしまえば、せっかくの行動もお互いを苦しめるものになってしまいます。
また、相手のために何かをすることで、自分をすり減らし続けてしまえば、結果的にその行動を続けることは難しくなってしまいます。自己犠牲だけではなく、自分を満たしてあげることも同じように大切にしてあげましょう。
自分を満たすことは悪くない
自分を甘やかしたり、自分にごほうびをあげたり、そんな風に話すとなんだか罪悪感がある人もいるかもしれません。でも、それはけっして悪いことではないのです。
自分にゆとりがないと、周りに目を向けることすらできなくなってしまいます。その状態で誰かのために何かをしても、さらに自分の余裕をなくすことにつながります。その行動は自分も他人も傷つけてしまう結果になるかもしれません。そこからいい循環は生みだすことには期待できません。
でも自分をしっかり満たしてあげれば、周りにもきちんと目を向けられます。誰かに何かをしてあげるその心地よさは、さらに自分を満たすこともあるでしょう。与えることに疲れてきたら、また自分に水やりしたらいいのです。
やせ我慢で誰かに何かをするのではなく、満たされた自分でゆとりある行動をしましょう。そのためにも、ぜひ積極的に自分への水やりを忘れないようにしてくださいね。そうすることできっと自分にとっても相手にとっても、誰かのために何かをするという行為が充実したものになるはずです。結果的にいい循環を生み出しいろいろな人へと広がり、それぞれを満たすことができるでしょう。
ライター:櫻井麻美
大学在学中に世界一周をし、卒業後は日本各地に住み込みで働きながら生活を送る。
既存の価値観の中で生き方を考えることに違和感を覚え、自分はどうやって生きるのか?何をして生きるのか?について探求している。「生きること」をテーマに様々な角度から発信している。
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