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大忙し!「三刀流」トレーナー・新田恵斗さんの仕事の流儀|トレーナー探訪

フィットネス業界を支えるトレーナーを訪問して、仕事へのやりがいやトレーニングへのこだわりをインタビューする連載企画「トレーナー探訪」がスタートします。

第1回の今回は、パーソナルトレーナー、鍼灸あん摩マッサージ師、メディカルフィットネスと3つの肩書を持つ「三刀流」トレーナーの新田恵斗さん(29歳)。「健康あっての美しさ」と語る、新田さんのトレーニングへの考え方について伺いました。

多彩なアプローチで人気の三刀流トレーナー

バスケ選手から、支える立場へ。トレーナーになった理由

新田さんは現在、様々な肩書をお持ちですよね。

まずは、パラスポーツを中心としたアスリートたちや一般の方向けに指導するパーソナルトレーナー。そして出張型の鍼灸あん摩マッサージ師に加え、医療機関にあるメディカルフィットネスジムでは高齢のご利用者様向けに運動指導をしています。忙しい毎日ですが、充実していますね。

そもそも、トレーナーになったきっかけは何だったのでしょうか?

中学・高校・専門学校とバスケットボールに打ち込んでいたんですけど、高校の時に引退間近に膝を痛めてしまい、その時に顧問の先生がトレーナーの経験を生かしてケアをしてくれたのがきっかけです。私もこういう風に「支える立場になりたい」と思ったんですよね。

「アスリートを支える立場になりたい」というきっかけから、幅広い世代に教えるようになったのは何故ですか?

学生時代にスポーツジムでアルバイトを始めたときに、「フィットネス人口の高まり」を肌で感じたんですよ。だったら自分はトレーナーとして、アスリートだけでなくいろんな人にフィットネスを広めていく立場になりたいと思って、一般の方にも指導をさせてもらうようになりましたね。

現在は、フリーランスのトレーナーとして活動されていますよね。

先輩方に教えてもらいながら、つながりを大事にさせてもらってきました。フリーランスのいいところは、自分の得た知識を自分のやり方で最大限に活かせるところだと思っています。

受け取り方は人それぞれ。視覚・言語・感覚の使い分け

目的はそれぞれ違うと思いますが、指導も相手に合わせて変えていくのでしょうか?

アスリートだと「勝てるための体」だったり、一般の人だと「魅せるための体」だったり、鍛える目的は人それぞれですよね。でも、目標がある、ということに対してはみんな同じなので、そこにあまり違いはないと思っています。ただ、人によって受け取り方が違うので、その人とのコミュニケーションの中でどれだけしっかり伝えられるかというのを日々考えながら実践していますね。

受け取り方、ですか?

例えば、視覚的に伝えた方が理解しやすい人もいれば、言葉で説明したほうが分かりやすい人もいるし、感覚で「こんな感じ」というと意外と理解する人もいるんですよ。これはアスリートや一般の方に関わらず様々なタイプの人間がいるので、反応を見ながら変えていますね。私自身は感覚で動くタイプなので、もしそれで伝わらなければ理論的に説明を加えたりしています。

なるほど…ところで、新田さん自身も筋肉がキレキレですね。

それはですね、かっこよくなりたいからです(笑)。というのは半分本当で、トレーナーの仕事をしている以上いくつになっても「見られる」ことって多いんですよ。だらしない体で指導しても「おまえそんな体でよくそんなこと言えるな」って思われちゃうじゃないですか(笑)。人のことが言えてナンボの仕事。だから、鍛えることは欠かせませんね。

トレーニングをするうえで、こだわっている部位などはありますか?

「背中」です!男性だけでなく女性も本当に大事ですね。背中の広がりがあることでくびれが見えるようになるし、背中を鍛えると姿勢もよくなるし立ち振る舞いもよくなる。見栄えが良くなるという筋肉なので、私のトレーニングにおいては重点を置いています。

美しい”心体”を、より多くの人に伝えたい

「ココロ」と「カラダ」のバランスを。健康あっての美しさ

食事指導をする上では、「バランス」を大事にしていますよね。

一般的にタンパク質をとりましょうというのはよく言われていることですし、もちろん大事なんですけど、それだけではダメなんです。他の栄養素がないとうまく化学反応が起こせないんですよね。特に私が伝えているのは、ビタミン類。暑い時期はビタミンCが必要だし、筋肉の合成でいうとビタミンB群がすごく重要です。

ビタミン類をとるには、どんな食事に注意すればいいですか?

肉や魚、大豆類にも結構含まれているので、タンパク質と同時にとることができます。ただ忙しい女性も多いので、食事がおろそかになると栄養がどうしても偏ってしまいがちなんですよね。そういう時にはサプリメントを使って足りない部分を補うといいと思います。

ついつい偏ってしまう…耳が痛いです(笑)

日本は元来和食が中心で、一汁三菜が継承されてきました。明治大正昭和と、昔の人たちって太っている人はあんまりいないんですよ。痩せていてかつしなやかな体だったということを考えても、バランスのとれた食事は大切ですね。私自身もやっぱりラーメンやハンバーガー、揚げ物を食べたいなっていうときはありますよ(笑)。そういうときには前後で食事の帳尻を合わせたり、運動を増やしたりして調整していますね。

「健康でいること」が美しさの前提だと改めて感じさせられます。

カラダ、って漢字で書くと「身体」と「体」の2通りがありますよね。私は身体と書くことが多いんですよ。というのも、分解すると「身」と「体」。私は「身」を「心」に書き換えて「心体」と考えています。ココロとカラダが充実していると健康になれるし、美しくなれますよね。運動をすることでストレス発散もできるし、時間を作れると仕事もより効率的にできるようになって、私生活も充実する。フィットネスの良さはそういうところにあると思います。

「1人でも多くの人を笑顔に」。新田さんの抱く夢

新田さんの今後の目標はありますか?

対アスリートで言えば、自分の担当している選手たちが来年の東京パラリンピックで金メダルを取ることです。あとは、生涯トレーナーとして現場に立ちたいですね。1人でも多くの人の健康をサポートして、笑顔を届けたいと思っています。同時に、後継者を育成することも視野に入れていきたいですね。

確かに、笑顔をいっぱい届けるためにはトレーナーの後継者も大事ですよね。

私1人では全世界の人たちに笑顔を届けられないので、まだまだ私自身も若手ですが、色んな仲間を作って考えやノウハウを伝えていきたいですね。

新田さんの夢、応援しています。最後に、YOLO読者に一言お願いします!

女性のフィットネスへの参加はとても素晴らしい事だと思っています。是非、毎日少しずつでもいいから「継続」をしてくださいね。なるべく継続することで成果が出てきます。「健康」があっての「美」への追求になって来ると思います。フィットネスを通して身体の内面、外面共に女性らしく健康になりましょう!

 

新田恵斗(にった・けいと)

1991年、神奈川県生まれ。「Kur.conditioning」代表、「日本車いすラグビー連盟」メディカル部会強化トレーナー、「ウェルネスジム山王」ケアスタッフ。神奈川県立磯子高校、横浜YMCA専門学校、東京衛生学園専門学校卒。健康運動指導士、鍼灸あん摩マッサージ指圧師の資格を持つ。パラスポーツにおいては、車いすラグビーのほか、パラパワーリフティングやパラカヌーの選手の指導も行っている。
Instagram:@kur.conditioning

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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