「NAGIE（凪へ）」始動。ライフスタイルに寄り添う注目D2Cプロジェクト

YOLO 編集部

2021年03月03日

新しく誕生したアパレルブランド「NAGIE（凪へ）」。リサイクル素材で作られたアパレルを限定受注生産するスタイルで、美しさを求める女性たちに寄り添いながら、サステナブルニーズに応えます。そのブランド概要と、3月にオープンするポップアップストアについて紹介します。

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注目プロジェクト「NAGIE」スタート

三菱商事グループのファブレス（自社工場を持たない）メーカー、三菱商事ファッション株式会社が、新ブランド「NAGIE（凪へ）」を立ち上げました。

NAGIEは「循環」をテーマに掲げた次世代型サステナブルD2C（ダイレクト・トゥ・コンシューマー）プロジェクト。「リサイクル素材で作られたアパレルを、限定受注生産で提供、不要になった洋服を回収し再資源化する」というまさに次世代型の「循環」を目指すスタイルで、3月3日より一般受注を開始。これに伴い、3月3日から3月末まで東京・表参道でPOP UPストアを開設します。

NAGIE公式サイト

世界中で興味関心が高まるサステナブルニーズ

いまやさまざまなところで「サステナブル」という言葉を聞くようになりましたが、アパレル産業において、そのニーズはもはや不可逆的なものとなっています。また、ダボス会議で知られる世界経済フォーラムによれば、2050年にはプラスチック生産量はさらに約4倍となり、「海洋プラスチックごみの量が海にいる魚を上回る」とまで言われているのだとか。いま、時代は大量生産・大量廃棄から大きな変革を求められているのです。

NAGIEの３つのフィロソフィー

こうした流れのなかで、ファブレスメーカーとして課題解決を目指すべく、NAGIEでは3つのPROMISE＆GOALを掲げました。

RECYCLING SYSTEM

使用する素材は、ポリエステル・リサイクル素材を中心に選定。生地はもちろん、ボタンや梱包資材にいたるまで独自開発、調達したリサイクル素材を採用し、事業パートナーであるBRING|日本環境設計（株）とのコラボレーションにより、その回収・循環活用を目指しています。

MADE TO ORDER

新しいアパレル生産・販売・流通の在り方を模索し、「限定受注生産式」を採用。さらに、そのプロセスにおける透明性、経済合理性の担保を目指します。商品には一品一品にシリアルナンバーを施し、大量生産を行わないモノづくり、NAGIEのポリシーを示します。

GOOD FOR MIND

「人の感性に響くことがサスティナビリティに繋がる」との考えのもと、長年のノウハウとグローバルネットワークを生かした生地開発・商品開発を実施。着心地、機能性、デザイン性といったファッション本来の価値と、サステナビリティの真の両立を目指します。

ライフスタイルに欠かせない存在

環境問題は、サステナブルなライフスタイルにとって重要な課題です。海、山、空など、趣味を楽しむさまざまなフィールドを、私たちが当たり前に生きている日常を、10年後、あるいは自分たちの子どもや孫の世代にまで残すためにいまできることは、サステナブルなアイテム選び、サステナブルなライフスタイル以外にありません。