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花粉症を治すカギは規則正しい生活!花粉による肌トラブルにも要注意

花粉シーズンの幕が開けると、鼻水に鼻づまり、くしゃみや目のかゆみといった、花粉症による症状に悩まされますよね。さらに、花粉の飛散が始まると同時に肌トラブルが増えていると感じたことはありませんか?じつは花粉症ではなくても、花粉が皮膚に付着すると肌トラブルが起こることが分かっているのです。だからこそ、花粉症であるかどうかに関係なく、花粉の飛散シーズンを切り抜けるための対策が必要です。

花粉症を治す第一歩は生活習慣の見直し

東京都健康安全研究センターが発表している花粉の飛散開始日は、その年によって多少の違いがあるものの、2月上旬から始まっています。しかも、飛散の時期が早まっている傾向があるため、新年を迎えたら早々に花粉対策を始めている人もいるのではないでしょうか。

■自分でできる花粉症対策
・花粉情報をチェックする
・花粉の飛散が多い日は外出を控える
・表面が毛羽だったアウターは避ける
・マスクや眼鏡でガードする
・帰宅時は衣類や髪を払ってから部屋に入る
・帰宅したら洗顔、うがいをし、鼻をかむ
・部屋の窓や戸を閉めておく
・換気をする際は、窓は小さく開けて短時間で行う
・布団や洗濯物の外干しは避ける

これらは、花粉症の症状を軽減する方法としてよく知られている対策です。自分でできる基本的な対策を取り入れつつも、医療機関を受診して服用薬などで対処している人も多いと思います。

このほかに、花粉が飛散する時期を少しでも快適に過ごす方法はあるのでしょうか。そこで、エビデンスを基にしたメソッドをレクチャーしている肌育成スペシャリストであり、さまざまな分野で活躍するプロフェッショナルで構成された、(社)日本爪肌美容検定協会の代表理事を務める川上愛子さんに尋ねてみました。すると、「花粉症はアレルギー反応でもあるため、規則正しい生活習慣が何よりも大切です」と教えてくれました。

「花粉症の症状を緩和するには、バランスの良い食事、便秘にならないように適度に運動する、しっかりと睡眠をとってホルモンバランスを整えるなど、ヘルシーな毎日を送ることがカギを握ります。

暴飲暴食、あまり寝ない、運動をまったくしないといった、いわゆる不摂生なことを繰り返していると花粉症の症状が悪化する可能性は高まります」

花粉症の緩和には「腸活」が効果的!

ヘルシーな生活習慣は健康維持のためというイメージがありますが、なぜ花粉症の症状を緩和するのにも有効的なのか。その理由は免疫機能が関係していました。

「花粉症の症状は、免疫機能に左右されます。そして、免疫機能と腸は切り離せない関係。腸にいい乳酸菌や食物繊維、糖などをバランスよく取り入れることは、花粉症の症状を緩和するためのセルフケアの一つです」

花粉症と腸内細菌の関係は、今も研究が続いている分野ではあるものの、花粉症の症状を緩和するという観点から見ても、腸活は効果が期待できるそうです。

もちろん、腸内の環境は食事だけで決まるわけではなく、生活習慣の見直しやストレスコントロール、質のいい睡眠など多種に渡ります。まずは、乳酸菌を意識的に取り入れてみるなど無理のない腸活を始めてみてはいかがでしょうか。

花粉による肌トラブルも予防する

花粉による肌トラブルは、花粉症の人はもちろん、花粉症ではないからと安心できないのです。春先になると肌がかゆい、吹き出物ができやすいと感じたことがある人は要注意!それは、季節の変わり目だからトラブルが起きているのではなく、花粉肌と呼ばれる症状かもしれません。

花粉症は、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、鼻水やくしゃみが止まらなくなったり、目がかゆくなったりと、さまざまなアレルギー症状の出る病気です。アレルギー性鼻炎の全国疫学調査によると、日本人の約40%が花粉症の症状があるそうです。

花粉肌は、花粉が皮膚に付着することでなにかしらのトラブルが起こることを指しています。

アレルギー症状である花粉症とは異なるメカニズムで肌荒れが起きているため、花粉肌の症状はすべての人に現れる可能性があるのです。すでにその症状に悩まされている人はもちろんですが、まだ表れていない人も今すぐ対策を始めることで予防につながります。

花粉症、花粉肌を治すための対策

肌育成スペシャリストの川上愛子さんによると、花粉肌の症状を起こさないための対策は「清潔」がキーワードになるそう。いくつかの対策方法を教えていただきました。

対策1 肌に触れるものはこまめに変える

「枕カバーやシーツなどの寝具周り、顔を洗う時に使うタオルなど、肌に直接触れるものはこまめに変えましょう。なにかしらの原因で花粉が付着している場合もありますし、清潔に保つことでトラブルを未然に防ぐことにもなります」

対策2 メイクブラシやスポンジはこまめに洗う

「メイクブラシやスポンジにも花粉が付いている可能性があります。いつも以上にこまめに洗うことを心掛けてください。花粉の飛散シーズンだけでも使い捨てタイプを使うのもおすすめです」

対策3 花粉が付きにくいベースメイクをする

「皮膚に花粉を付着させないことが大切なので、メイクをする際は最後にフェイスパウダーを取り入れるなどして、肌をサラサラに仕上げてみてください。そして、花粉が付着しにくい技術を採用した日焼け止めなど、花粉肌の対策になるアイテムも発売されています。そういったものを味方につけるのも効果的です」

対策4 メイク直しは古いメイクをふき取ってから

「花粉の付着が積み重なることでトラブルが起こりやすくなります。そのため、メイク直しをする際は、乳液などで古いメイクを拭き取ってから行いましょう。このひと手間が肌への負担を軽減してくれます」

対策5 帰宅後、すぐに洗顔する

「外出した際は、家の中に花粉を持ち込まないことも対策の一つ。服や髪を払うことはもちろんですが、すぐに顔を洗うのも有効的です。そして、洗顔後はしっかり保湿もしてください。肌が乾燥していると花粉が付着しやすくなるので、保湿も重要です」

対策6 気になることが起きた場合は皮膚科へ

「花粉症、花粉肌対策のためのセルフケアを行うことのメリットは、変化に気が付きやすくなることです。かゆみや腫れなどいつもとは違う症状が現れた場合は、すぐに皮膚科へ行きましょう。くれぐれもセルフケアをしているからと安心して、自己判断しないようにしてくださいね」

花粉症は「腸活」、花粉肌は「清潔」がキーワード

清潔さを意識しながら行う6つの対策は、花粉肌への予防になると同時に花粉症対策としても効果的です。花粉症の症状を緩和するための腸活も心掛けながら、花粉の飛散シーズンを乗り越えてくださいね。

<監修>
川上愛子さん
自分の生み出す分泌物で光り輝く肌を作り出す「洗いすぎない美容」の第一人者の肌育成スペシャリスト。美容関連の仕事につくプロが、爪や肌、化粧品&化学成分、医薬品医療機器等法など科学的根拠に基づいたカリキュラムを学ぶANSEM(社)日本爪肌美容検定協会 代表理事。https://twitter.com/aykh_

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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