生理痛、冷え、むくみ…女性特有の悩みを改善!効果的なツボ押しの方法とは
YOLO 編集部
- 2022年02月25日
生理痛や生理不順など、女性特有の悩みはつらいですよね。今回は、そんな人へおすすめのツボをまとめてご紹介!血の巡りがよくなるので、美肌づくりなどの美容効果も期待できます。
ピルや鎮痛剤を飲むのは苦手という人は、ぜひツボ押しを試してみてくださいね。
Index
ツボとは?ツボ押しの注意点
ツボとは、体の中を上下に流れている計14経(本)のライン(経脈)と経脈と経脈をつなぐラインである「経絡(けいらく)」上にあるポイントで、「経穴(けいけつ)」とも呼ばれています。全身には、670穴のツボが存在し、それぞれのツボは経絡を通してつながっていることから、同じ経絡上にあるツボを刺激すれば、症状が発生している部位とは遠い位置であっても症状が緩和できることもあると考えられています。
ツボ押しの注意点は、強く押しすぎないこと。押すときには息をゆっくりと吐きながら、指の腹を使って徐々に圧を強めていきましょう。痛みを感じず、痛気持ちいいと感じる部分でストップ。刺激した部分に痛みがあったり、腫れがみられるときは、ツボ押しを控えましょう。
冷えやむくみに効果的なツボ
まずは、血の巡りを改善して冷えやむくみに効果的なツボからご紹介。
腎兪(じんゆ)
ホルモンバランスを整える効果があり、生理不順、生理痛の改善などの不調を抱えている人におすすめのツボ。手足の冷えや、むくみ、腰痛にも効果的なツボとして知られています。
湧泉(ゆうせん)
血の巡りを促すツボ。とくに足の冷えの改善に効果的です。体がだるい、疲れがとれにくい、寝つきが悪いときにおすすめです。
三陰交(さんいんこう)
血の巡りをよくするツボ。冷えの改善にも効果的です。冷え性の人は、常に長めのソックスを履き、この部分を冷やさないようにしましょう。
復溜(ふくりゅう)
気の流れ、水の流れをスムースにするツボ。腎臓の働きをよくする効果があるといわれ、余分な水分の排出を促し、むくみを改善してくれます。
血海(けっかい)
血海とは、その名のとおり、血液の集まる場所。血海を刺激することでホルモンのバランスを整え、血行不良、血が不足しているといった婦人科系の症状改善にも効果を発揮します。冷え症、貧血気味の人にもおすすめ。
ツボ押しの注意点など詳細はこちらから:
生理痛(腹痛)に効果的なツボ
月経前症候群(PMS)による腹痛は、ホルモンバランスが悪くなることで起こります。この生理痛を和らげてくれるツボは2か所。ツボを押す時は、爪を立てずに指の腹で5秒ほど刺激していきましょう。
血海(けっかい)
膝のお皿の上部で太ももの内側。足を伸ばした時にできるくぼみの少し上の箇所。血の巡りを整えてくれるツボなので、むくみがちな人にオススメです。
三陰交(さんいんこう)
内側のくるぶしの高いところから指幅4本分上のところの、筋肉と骨の先目の場所。ホルモンバランスを整えるために効果が期待できるツボです。
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生理痛(頭痛)や生理不順に効果的なツボ
続いて、頭痛などの生理痛や、生理不順を解消するツボのご紹介。
骨盤まわりをゆるめ頭痛に効果的なツボ
①上髎(じょうりょう)
②次髎(じりょう)
③中髎(ちゅうりょう)
④下髎(げりょう)
⑤三陰交(さんいんこう)
①~④は骨盤まわりにあるツボ。自律神経やホルモンバランスを整えます。骨の両側に両手の親指の腹を当て、上髎・次髎・中髎・下髎の順に押していきます。手のひらを当てて押してもよいでしょう。
⑤は内くるぶしの中心から指4本分上がったところにあるツボ。ホルモンバランスを整え、血流も促します。生理中の頭痛にも効果があり。ツボに両手の親指の腹を当てて押します。
生理不順を解消するツボ
①百会(ひゃくえ)
②印堂(いんどう)
③三陰交(さんいんこう)
④太衝(たいしょう)
①②は頭部にあるホルモンバランスを整えるツボ。①は両手の4本の指の頭をM字のかたちでツボに当て、押し込むようにして刺激します。②は手をU字のかたちにし、3本の指を額に置いて支えながら、親指の腹をツボに当てて気持ちいいと感じる程度に押します。
③は婦人科系の悩みに広く働きかける女性の頼れるツボです。足首を抱えるようにして、両手の親指の頭をツボに当てて押します。妊娠初期にここを刺激するのは避けてください。
④は肝機能に働きかけます。二日酔い、眼精疲労、イライラなどにも効果があります。親指を足の裏に置き、3本の指をツボの位置に当てて、フックのようにつかみながら、押し込むように刺激します。
2人でケアする方法など詳細はこちらから:
婦人科系の症状に効果的なツボ
すでに何度か登場していますが、最後にあらためてご紹介したいのは婦人科系の症状に万能なツボ。ここは女性にとってとても重要なツボです。
三陰交(さんいんこう)
肝臓・腎臓・脾臓の3つの経絡が交わっているツボ。婦人科の症状にきき、生理痛にはとても効果があります。内くるぶしから指4本分上のところにあるこのツボは、毎日押し続けていると巡りがよくなるので、コツコツ押すことも大切です。
生理痛の原因など詳細はこちらから:
今回は、生理痛や生理不順、冷えやむくみなど、女性特有の悩みを改善してくれるツボをまとめてご紹介しました。デスクワークをしながら、お風呂に入りながらなど、日々の生活に「ツボ押し」を取り入れていけたらいいですね。
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