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ダルい、気分が落ち込む……それ春バテかも?解消のための10のアイデア

春バテは自律神経の乱れが原因?

心地よい春なのに、ダルい、やる気がでない、眠い。なんとなく不調を感じていませんか?もしかすると、自律神経が乱れているのかもしれません。まずは、セルフチェックしてみましょう。

チェックのあとは、春バテの原因と10の対策方法を紹介します。うっとおしい春バテをスッキリ解消して、新年度からは充実した一年にしましょうね。

自律神経の乱れセルフチェック
□よく眠れない
□夜更かし、昼夜逆転がよくある
□仕事や勉強がつらい
□人間関係の悩みがある
□朝ごはん抜き、食事の時間が不規則
□イライラする
□転勤や転校などで生活環境が変わった
□悲しいことやショックなことがあった
□運動不足で太ってきた
□かぜをひきやすい

当てはまる項目はありますか?ひとつでも思い当たることがあれば、自律神経が乱れて不調を起こしている「春バテ」の可能性があります。

春バテを吹き飛ばそう!
自律神経の乱れを整える10の方法

自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」があり、活動しているとき、緊張しているとき、ストレスを感じているときには交感神経が優位にたっています。逆に、眠る、休むといったリラックスしているときに優位になるのが副交感神経です。

春バテで眠れなくなったりイライラしたりするのは、自律神経が乱れて常に交感神経が興奮状態にあるから。微熱やめまい、皮膚のかゆみなどを訴える人もいます。糖尿病や高血圧のリスクを高め、命にかかわるほど重症化するケースもありますから軽視せず、不調を感じたらケアすることが大切です。交感神経を鎮めて副交感神経が元気になれば心も体も安定し、原因不明の不調が改善されますよ。

自律神経の乱れを整える10の対策法を紹介しますので、参考にしてみてください。

1.生活のリズムを整える

「規則正しい生活をしましょう」と子どもの頃からいわれてきたと思いますが、自律神経を整えるためには大切なこと。とくに、昼夜逆転の生活や夜更かしはNGです。3食のごはんをなるべく同じ時間に、よく噛んで食べるようにすると、自律神経を整えるセロトニンの分泌が高まります。

2.朝ごはんをしっかりと食べる

自律神経を整えるためには、質の良い睡眠が欠かせません。1日の早い時間にトリプトファンを含む食品を摂ると効果的です。トリプトファンは炭水化物、乳製品、大豆製品などに多く含まれます。春バテの解消のために、朝ごはんはしっかり食べましょう。

3.栄養バランスのよい食事をとる

腸内環境を整えましょう。自律神経の正常化に有効なセロトニンは、腸の働きがよくなることで生成が促進されます。食物繊維と発酵食品を積極的に摂るようにしましょう。

食物繊維が多い食品

玄米、きのこ類、海そう、ごぼう、そば、かぼちゃなど

発酵食品

みそ、納豆、つけもの、キムチ、ヨーグルトなど

4.メリハリをつけた生活を

疲れているからといって休日をダラダラ過ごしたり、仕事の失敗や人間関係について悩んだりするのはストレスのもと。ストレスは、自律神経を傷つけてしまいます。真面目な人ほどそうなりがちですが、「身体のため」「休むのも仕事のうち」など考えれば気分の切り替えもしやすいのでは?心身のストレスを引きずらず、休みの日にはパッと気分転換をしてしっかり休みましょう。

5.軽い運動の習慣をつける

軽い運動の習慣をつけましょう。筋肉トレーニングは、自律神経を乱れさせる冷えの解消にもなるので効果的です。筋トレまでは難しいという人も、数十分のウォーキングや睡眠前のストレッチなら、それほどハードルが高くないのでは?

6.リラックスする

毎日、数分でもストレスから開放される時間を自ら意識してつくることが大切です。ゆったりバスタブにつかる入浴タイム、森林浴、アロマやお香、音楽鑑賞など、何かしら気分を解放できる趣味や時間を見つけましょう。

7.水分補給をする

水分をたっぷり摂ると、消化器系・秘尿器系が刺激されて自律神経を整える効果があります。白湯、しょうが湯、紅茶、ホットワイン、ホットミルクなどで身体を温めながら水分補給を。

8.身体を温める

冷えは自律神経の乱れのもと。冬場はもちろん温度差の激しい季節の変わり目など、日頃から身体を冷やさないように気を付けましょう。羽織りもので体温を調節したり、首に巻けるものを持ち歩いたり、ちょっとした配慮を怠らず冷えから身体を守りましょう。

9.セルフマッサージ

セルフマッサージを行い、身体をリラックスさせて副交感神経を元気にしましょう。
いつでもどこでも簡単にできる「爪揉み」がおすすめです。神経線維が密集している詰めの付け根を押し揉めば、緊張が解きほぐされ血のめぐりがよくなります。ただし、薬指の付け根は交感神経を刺激するので避けてください。指まわし、ハンドマッサージもおすすめです。

10.感動する

五感を震わせて感動することは、副交感神経を活性化させる効果があります。好きな映画やドラマを見て感動して泣いて、自律神経を安定させましょう。

10のアイデアを活かして副交感神経を元気に!

自律神経の乱れの改善は、副交感神経の活性化が鍵。日常生活をほんの少し工夫するだけで副交感神経を元気にできます。10の対策法を参考に、春バテを吹き飛ばしてくださいね。

【監修】
城西内科クリニック
髙橋 聡美(たかはし さとみ)院長

順天堂大学練馬病院糖尿病内分泌内科助教、医学博士
糖尿病療養指導医、臨床栄養学会指導医、内科認定医
米国マハリシ国際大学アーユルヴェーダ臨床医学ドクターベーシックコース終了、日本ホリスティック医学協会専門会員
人を「からだbody・こころmind・いのちspirit」と捉える。肉体面への西洋医学による治療に加え、アーユルヴェーダの診断や自然栄養療法、運動療法、量子力学的知識を組み合わせた医療を展開。心身のバランスを整えて自然治癒力を高めるホリスティック診療を行なっている。

【この記事を書いた人】
鳥本典世(ナチュラル・ハーモニー)

医療健康系ライティング実績2000件以上のライター。
文部科学省後援 健康管理能力検定 健康リズムカウンセラー。株式会社リクルートにて求人・結婚メディアの制作ディレクターを経て独立、現在は「医療・健康系ライターチーム」を運営中

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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