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お香を焚くと何故気持ちいいのか?千年前から伝わる理由とは

お香の歴史は実に長い

最近は、雑貨屋さんでも、さまざまな種類を気軽に買えるようになったお香。一日の香りを使い分けている人も多いのではないでしょうか。

お香は古代インド、古代メソポタミア、古代エジプトの時代から今まで使われてきた長い歴史があり、浄化作用がパワフル。スティックタイプ、コーンタイプなど、火をつけて煙を立てるものが主流ですが、「塗香」(ずこう)という体にまとう粉タイプもあります。塗香は柔らかい香りのベールに包まれるようで、幸せな気分になります。

お香はなぜこんなに気持ちいいの?

では、なぜ香りが、こんなに人に好まれるのでしょうか?

その答えは、すでに千年前にありました。諸説ありますが、中国の北宋(960−1127年)の詩人が書いた詩に、香りのいいところが紹介され、それを室町時代、一休禅師が広めたと言われています。

その詩は「香十徳」(こうじっとく)と言い、その中で、香りのいいところが10個挙げてられています。香りに集中すると、感覚が研ぎ澄まされ、心身が清められ、頭がクリアになり、心が満ちて癒され、リラックスできると書かれているのです。

香十徳

  • 「感格鬼神」:感覚を研ぎ澄ます
  • 「清浄心身」:心身を清浄にする
  • 「能除汚穢」:汚れや穢れを取り除く
  • 「能覚睡眠」:眠気を覚ます
  • 「静中成友」:一人でも心静かにいられる
  • 「塵裏偸閑」:忙しくても心を和ませる
  • 「多而不厭」:多くてもジャマにならない
  • 「寡而為足」:少量でも芳香を放つ
  • 「久蔵不朽」:何百年を経ても朽ちない(保存できる)
  • 「常用無障」:常用しても障り(害)がない

確かに、心当たりありますよね。感じることは昔から同じなのですね。

質のいい天然香料だけで作られた線香や練香(ねりこう)を焚くと、心が落ち着きリラックスして、集中力も高まります。家でヨガをする時やリラックスタイムなどに取り入れてみてくださいね。

 

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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