エアコンでガチガチになった体をほぐす!血流を促すヨガのポーズ
YOLO 編集部
- 2022年08月22日
一日中オフィスにこもり、エアコンの中で仕事をしている人、快適に過ごしているはずだけど、気がつくと肩や首がパンパンに張っていませんか?特にデスクワークで集中的に仕事をした後などは、まるで肩や首に鉄板を入れたかのようになっているかも…。大きく疲れがたまらないように、血流を促すヨガのポーズでセルフケアしましょう。
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エアコンは体をガチガチにする
汗をかかないので化粧崩れせず、涼しい顔で仕事はできても、エアコンの中にずっといると手足が冷たくなってしまい、肩コリ、首コリ、頭痛などに悩まされるという人も少なくないですよね。俗に言うクーラー病です。
エアコンの中にずっといることで体が冷えて不調を生むと考えがちですが、他にも、暑い外気と冷える室内を行き来しているうちに、体温調節をつかさどる自律神経が混乱を起こし体調を崩すケースもあります。
体の冷え確認は首を触る
ところで、自分の体が冷えているかどうかを確認するには、体を触ってみるのが一番です。特に首回りは温度の変化を感じやすいので、後頭部に手のひらを当ててみて、「首が冷たいな」と感じたら、少し注意が必要です。首回りを冷気にさらさないようにすることで、体の冷えを防ぎましょう。
首は、重たい頭を支え、血液や栄養などを脳に届ける道となる大切な部位です。また、首の筋肉と自律神経の副交感神経は深い関係があります。そのため、首の筋肉の緊張を取り除くと、頭痛やイライラ、気持ちの落ち込み、めまいなどの不調が軽くなることが検証されているのです(東大初代脳神経外科教授 佐野圭司先生による「頸性神経筋症候群」の研究)。
体の温かさを取り戻し、肩コリ・首コリを解消
体が冷えている時は、早めに対処し、体を温めましょう。温めることで肩コリや首コリが解消され、血流などが回復することで、体だけでなく頭の働きもスムーズになります。今回紹介する座ったままできるヨガポーズを、オフィスで5分行うことで、その後の仕事のスピード感はまるで違ってくるでしょう。
肩コリ・首コリを解消するポーズ
- イスに腰かけます。
- 脊柱をまっすぐに、首もまっすぐにします。
- 両手を前に伸ばし、肩の高さまで上げます。
- 右腕を上にし、両手のヒジをクロスさせます。
- 両ヒジを曲げ、指先を天井へ伸ばします。
- 両手の甲同士を合わせる、もしくは合掌。
- ヒジを肩の高さ、もしくは目の高さまで上げ、肩甲骨の広がりを感じます。
- 7の姿勢を保ち、約10回ほどゆっくりと呼吸します。
- 反対側も同様に行います。
その後に首回しをゆっくりと行うと、じんわりと首や肩、肩甲骨あたりがほぐれていくのを感じます。この、じんわりと血液が流れていく感じを味わうのも大切な時間です。肩コリだけでなく、頭の重さや背中の痛みなども緩和されていくでしょう。
仕事の合間を見て、何度でも行いましょう。理想は1時間仕事をしたら1回のヨガ。さらには、立ち上がって動き回る。そのぐらいの頻度で体を動かすことで、エアコンの中でも快適に過ごせるでしょう。
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ライター:安藤けいこ
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