頑張りすぎで老化が早まる!?休むこともトレーニングひとつである理由とは?
YOLO 編集部
- 2022年09月09日
エステティシャン・鍼灸師として豊富な経験を持つ森田真理先生に、お話を聞くこの連載。今回は「筋肉にも『収穫期』がある!」ことがテーマ。どんな時も、トレーニングしないと気がすまない真面目なトレ女に、ぜひ読んでほしい!
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疲れが続くと、老化する
多分トレ女にはストイックな人が多くなっています。あなたは、疲れている時でも「トレーニングしなきゃ」と思ってしまうタイプですか?
「そういう人の多くは、逆にトレーニングが長続きしない、もしくはできないようです。具合が悪い時は、休むほうに体を使っていくべき。なぜなら、疲れというのは結局、老化なんです。朝すっきり起きられず、ぐったりしているのは、つまり老化。そのぐったり状態が2週間以上続くと、老化が体に刻まれてしまいます。細胞もDNAも形状記憶してしまって、定着して戻らないんです」
「老化が刻まれる」って、怖いですね…。
休むことで細胞が若返る
疲れたと思ったら、老化が刻まれないうちに自分でケアすることが大事。
「『疲れているな』と思ったら、『今は体が休みたがっているんだ』と理解して、休んで下さい。休んでいる時に筋肉が増えたり、細胞が元に戻ったりして、若返っていくわけですから。体が回復しないまま、どんどんトレーニングを行い、いつも攻めてばかりだと、加齢が進む上、女性ホルモンも維持できなくなって、肌がシワシワになったりします。筋肉もどんどん痩せて、トレーニングしているわりには筋肉がつかない、ということになります」
今、アスリートでも「休むべき時は休む」ということは常識になりつつあります。
“休む”こともトレーニングの一つ
「『超回復』といって、トレーニングして傷ついた筋肉を修復させるには、3日かかります。72時間で筋肉が再生するので、休まずにやりすぎると、かえって筋肉が小さくなっちゃうんです。だから、やる時にしっかり筋肉つけておいて、後はそれをキープする程度にするなどの工夫が必要。筋肉にも『収穫期』があるんですよ」
休むこともトレーニングの一つ。しっかり休んで、体を若返らせましょう!
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ライター:沢田聡子
監修:森田真理/Mari鍼灸Salonオーナー
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