生理は月1回の体からの通信簿!?生理との向き合い方
YOLO 編集部
- 2022年11月28日
エステティシャン・鍼灸師として豊富な経験を持つ森田真理先生。20代のころにはボディビルの大会で準優勝するほどハードに鍛えていましたが、今はゆったりとヨガを楽しんでいます。今回は、生理が教えてくれること、です。
月経血は食べたものによって変わる
1カ月の約4分の1を占める生理の期間。その間も、自分らしくいたいですよね。真理先生、どうしたらいいんでしょうか?
「これも、考え方なんですね。月経というものは、体にため込んできた毒素を排出できるチャンス、と捉えるといいと思うんです。自分の体からの、1カ月に1回の通信簿なんですよ」
なるほど!1カ月どう過ごしてきたか、結果が出るわけですね。
「どう過ごしてきたか、何を食べてきたか、体がどういう風にキープできたか、の通信簿なんです。普段から甘いものやジャンクフード、カフェインやマーガリン、ショートニングやスナック菓子などを食べている人は、血がドロドロ・ネバネバして、塊がたくさん出てきます」
「反対に、プロ意識の高い人気モデルのように、普段からハーブティを飲んだり、青魚や野菜、鉄分の多い赤身のお肉を食べていたりする方は、サラサラしてきれいな経血が出てきます。生理とは、1カ月に1回送られてくる体の通信簿、もしくは報告書だと思って、つき合っていくといいですね」
生理はリセットのチャンス!
もし生理が嫌な感じだったとしたら、どう考えたらいいんでしょうか?
「『今月は生理が不快だったから、体の悪いものをしっかり排泄して、また新しい体に生まれ変わるチャンス』と捉えることが大事ですね」
「またリセットできる」という考え方ですね。
「そう、『今回重かったから、じゃあ来月は気をつけよう』と考えることです。『生理は嫌だな』というマイナスのイメージを持っていると月経トラブルが悪化する、という研究もあるんですね。どう捉えるかが大事なんです。『人生は苦痛に満ちている』と捉える人もいれば、『幸せになるために生きている』と考える人もいますよね。問題は、捉え方だと思うんです」
「月に1回の体の大掃除期間」と考えれば、生理中も前向きに過ごせそうですね。
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ライター:沢田聡子
監修:森田真理/Mari鍼灸Salonオーナー
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