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女性ホルモンは、どんな状態なら健康なの?睡眠・食事と閉経の関わりとは?

エステティシャン・鍼灸師として豊富な経験を持つ森田真理先生。女性ホルモン研究家でもあり、不妊や産前・産後ケア、生理トラブル、更年期障害といった女性特有の症状に特化して治療をされています。今回は、女性ホルモンがどんな状態なら健康なのか、というお話です。

本来、基礎体温は二相

女性ホルモンは、とにかくたくさん出ていればいいのでしょうか?真理先生、教えて下さい!

「女性ホルモン・エストロゲンが多すぎると、乳がんの原因になったりしますね(乳がんのがん細胞の60~70%は、エストロゲンの影響を受けて増殖)」

それでは、二つの女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)がどんな状態なら、健康だと言えるのでしょうか?

「ホルモンが本来の状態であれば、基礎体温が二相(高温期と低温期に分かれている状態)になっています。ちゃんとエストロゲンを分泌して、排卵があって、そしてプロゲステロンが出る、これがいい状態なんですよね」

「でも、そうでない方が最近増えています。だから、まずは十分な睡眠を取れているかどうかが大事です。睡眠負債があると無排卵月経になったりしますし、プロゲステロンがうまく作れなくなるため、エストロゲンに偏りすぎてトラブルが出やすくなります」

大切なのは、ホルモンのバランス

プロゲステロンには、むくむとか眠くなるとか、マイナスの印象がありますが…。

「プロゲステロンは、妊娠を維持するためのホルモンです。プロゲステロンが分泌している期間が短すぎると、妊娠の維持が難しくなります。だからエストロゲン同様、両方が必要なホルモンなんです。やっぱり、陰陽のバランスが取れていて初めて正常になる。腸にもいい菌もいれば悪い菌もいて、同居しながらうまく腸内環境を保っているじゃないですか。バランスが大事なんですね」

まさに、東洋医学で言うところの“陰陽”のバランスですね…。

「交感神経が昂進しているとうまく排卵できなかったり、月経異常・生理不順になったりするので、交感神経を刺激しないこと。それから十分なタンパク質がちゃんと摂れているか、ということです」

「タンパク質がホルモンの材料になっていますし、また卵巣のアンチエイジングにもタンパク質は非常に大事。話を聞いていると、タンパク質が摂れていない方は早期閉経になることが多いんですよ。肉・魚をちゃんと摂っていなかったり、あとは摂っていても、コンビニで買ったものを食べていたりする場合、早期閉経になることが多いです」

睡眠・食事に気をつけて、女性ホルモンを整えましょう!

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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