ショーツ選びでむくみが解消!?生理前の気になるむくみの原因と対策法
YOLO 編集部
- 2023年03月14日
エステティシャン・鍼灸師として豊富な経験を持つ森田真理先生。女性ホルモン研究家でもあり、不妊や産前・産後ケア、生理トラブル、更年期障害といった女性特有の症状に特化して治療をされています。今回は、生理前のお困りごと・むくみについて聞きました。
生理前の異常なむくみは、体のサイン
生理前は、何だか体がむくみやすい…こんな女性は多いですよね。真理先生、原因と対策を教えて下さい!
「これは結局、黄体機能不全だったり、排卵していなかったりする方に多いんですよね。食事がコンビニのものばかりだったり、夜遅くまで仕事をしていたりする方は、本当にむくみが強く出てきます。エストロゲンが過剰になっている状態なので、まずホルモンバランスを見直していく必要がありますね。生理前の異常なむくみは、体から出ている異常のサインなのです」
なるほど…どんな対策をしたらいいでしょうか?
「こういった方にも、温熱がすごくいいです」
「 “三陰交”(さんいんこう)という、女性のツボは、婦人科にすごく効くんですね(三陰交の場所はセルライトを防ぐ食生活とは?やっかいなセルライトを撃退するツボを参照 )。ここにお灸をすることによって、神経を介して子宮や骨盤・卵巣の血流をしっかり促して悪いものを出してくれるので、むくみだけでなくお腹の冷えにも役立ちますね」
むくみの意外な原因はショーツにあり!
三陰交は、押してもいいんですか?
「押してもいいですし、また三陰交がある足首付近を冷やさない、温めることが大事ですね。だいたい、むくんでいる方って素足でいることが多くて、足元が非常に冷えているんです。あと私のサロンでお勧めしているのが、静脈瘤用のソックスです。そのソックスを履くと、かなり足のむくみを軽減してくれるんですよね」
「デスクワークの方は本当に足がむくみますね。立ち仕事の方はまだ歩いているんですけれども、デスクワークの方って、ずっと座っているので…。その中でもすごく多いのが、小っちゃなショーツを履いている方。マッサージをすると、そけい部がポコッとへこんでいるんです。ゴムでそけい部をずっと圧迫していますから、足がどんどんむくんで、ゾウのようになってしまうんです。それでゆったりめのショーツに替えてもらうと、むくみがスーッと抜ける方、すごく多いです。血行障害も排卵のリスクになりますからね。血行不良=むくみですから」
ショーツを替えるだけでむくみが取れるなら、試してみたくなりますよね!
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ライター:沢田聡子
監修:森田真理/Mari鍼灸Salonオーナー
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