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「内向きな体」を整えればもっと生きやすくなる!上半身をきちんと股関節にのせる立ち方

体は生き方に年月をかけて対応してきた

ここ数十年で、日本人の体格は大きく変化しました。しかしまだまだ、私達の体には、日本人ならではの特徴が残っています。そこには長い時間をかけて自然環境や生活環境に適応するように作り上げられてきた、人体の神秘があります。

日本人と欧米人との大きな違い。その典型的な例が「主に使う筋肉」の違いです。

土地を守る土着型の農耕文化を築いてきた日本人と、狩猟文化に根差し、領土を奪い合いながら、大陸間レベルで移動してきた欧米人。まさに静と動の好対照です。

日本人は「内向き」な民族

日本人は引く動作に適した屈筋(=体を曲げるための筋肉)を、欧米人は伸筋(=体を伸ばすための筋肉)を主に使う習慣が生まれました。

日本人は驚いた時には体を縮めビクッとしますが、欧米人は両手を広げて驚きます。感情表現にも、主に使う筋肉に適応した違いが生じているのです。

体が歪みやすい

主に、胸部を中心とした屈筋を使用する日本人は、前かがみになりやすく、姿勢が悪くなりがち。また歩き方も、脚の後ろ側にある屈筋を使って脚を曲げ、トボトボと歩く傾向が強いです。

さらに、力を内側に集める感覚が強い日本人は、体が歪みやすく、コリがたまりやすいという特徴もあります。

関節を使ってバランスを調整

もともとトラブルが起きやすい構造になっている日本人の体。

歪みの調節には、日本人が古来から用いてきた、関節を使ってバランスを取る方法が有効です。屈筋だけでなく伸筋も活用できるこの手法は、伝統的な武道でも実践されてきたものです。

骨格はそもそも重力に対して、負荷がかからないようにできています。しかし、日常生活のクセで姿勢が悪くなり、偏った負荷をかけるために、歪みが生じます。そのため、姿勢を整えるには、もとの骨格に戻していくことが大切なのです。

きちんと股関節の上にのっている?

まず実践したいのは、「上半身をきちんと股関節にのせる」立ち方。簡単に確認・調整できる方法をご紹介します。

ヒザ立ちで確認

上半身が股関節の上にきちんとのっているかどうかは、ヒザ立ちの姿勢を取ると確認しやすい。床の上にヒザでまっすぐ立った時に、お尻や太ももに余計な力が入っていなければ、上半身が股関節の上にきちんとのれている証拠。

足踏みで調整

ヒザ立ちした時に、お尻や太ももにどうしても力が入ってしまうという人は、ヒザを高く上げながら足踏みを。これで余計な力が抜け、股関節の上にきちんとのれるように。力が抜けたのを実感できたら、再びヒザ立ちでチェックしてみましょう。
日々、気にして整えていくことで、関節のバランスが取れていき、全体に姿勢がよくなっていきます。自分の体は自分でメンテナンスして、もっと生きやすくしていきませんか?

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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